セックスは夫婦の大切なコミュニケーションのひとつ。愛を育むはずのその時間が「苦痛でしかない」と言う妻たち、その原因はズバリ〝夫の下手さ〟。人にはなかなか聞けない悩みの実情を聞きました。妻を悩ませる〝下手さ〟とはいかほどのものなのか、さてお手並み拝見!!

夫のマグロっぷりに体力も限界…(咲子さん/31/銀行勤務)

まだつきあい始めて日が浅いころ、今の夫と初めてホテルに行ったときは、本当に驚きました。自分からなにもしない女性のことを「マグロ女」と言うならば、男性の場合は「マグロ男」と言うのでしょうか。夫がそのタイプでした。 最初から最後まで私がリードしなくてはならず、あまりに体力を消耗したので「セックスって、こんなに大変だっけ?」と首を傾げるほどでした。でも、「そのうち変わるだろう」と思って結婚…が!その考えは甘すぎました。

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夫にとって私が「ふたり目の彼女」だということは、以前、酔っぱらった夫の友人から聞かされました。最初の相手は、学生時代に付き合っていた年上の女性だそう。どうやらかなり甘やかされていたらしく、セックスのときもいつも彼女がリードしていたようなのです。 それとなく抗議したこともありますが、夫はなにをどうすれば良いのかわからないようで…仕方なく毎回私がリードしつつ、なんとか長男を授かることができました。

 

でもそろそろ、体力的にも精神的にも限界。もうひとり子どもが欲しいと思うこともありますが、一体どうなることやら。

 

「力が入るのはお前のせいだ」(可奈さん/41/看護師)

「力加減」というものを知らない夫に悩まされています。しかも本人は加減しているつもりなので、なおさらタチが悪いのです。前戯中、ガマンできずに「ごめんね、ちょっと痛いんだ」と言ってみたことも。もちろん、彼のプライドを傷つけないように、細心の注意を払いながら。

 

ところが夫は「お前の感度が悪いから、力が入りすぎるんだ」と言うではないですか。(えーっ! そんなことないよ)と心の中で抗いつつ、「試しにちょっとだけ力を抜いてみて」と必死でお願いしました。

 

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イヤな顔をしながらも言う通りにした夫、力は弱くなったものの一向に気持ちよくはないんです。それでも痛いよりマシなので、ひたすら演技。夫は満足そうでしたが、私は少しも満足できませんでした。 その後も油断するとまた力加減を忘れ、そのたびに「力を抜いてくれると嬉しいな」などと気を使いながらお願いしなくてはなりません。そして、また演技…この繰り返しに、もういいかげん疲れ切ってしまいました。

 

最近は「ほんとに私の感度が悪いのかも」と悩むこともありますが、誰にも相談できず…とにかく、夜が苦痛でしかありません。

 

いっそ、3人目が早くできますように(あずささん/34/パート)

夫はもともと淡白なほうで、結婚後は子どもを作るためだけにセックスしている感じ。おかげさまで2人の子どもに恵まれましたが、どうやら夫は3人目が欲しいようで…。

 

基礎体温をつけさせられていて、夫がいつもそれをチェック。そして排卵日だけは張り切るのですが、その張り切り方がかなり見当違い…すべて自分ペースなので、私はまったく盛り上がりません。

 

それ以外の日は、誘うのはいつも私の方です。夫はしぶしぶ応じてはくれますが、したくないのがはっきり伝わってきてしまいます。毎回毎回、同じ手順、最短の時間しかかけてくれません。

 

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いまはもう、「早く3人目ができてほしい」と祈るばかり。その後はセックスレスになるのが目に見えていますが、もうそれでもいいかな、とあきらめの境地でいます。

 

夫とのセックスで悩む妻たちは、予想以上に多いようです。もちろん夫だけのせいではないケースもあるでしょうが、今回お聞きした内容はいずれも「うーん…どうすればいいんだろう?」と考えてしまうものばかり。そのときは我慢できても、不満は次第に積み重なっていくもの。どこかで勇気を出して話し合うことも必要かもしれません。

ライター/新海彩夏