20180824konbusu01

寿司や酢の物など普段から使うことの多い「お酢」は、疲労回復など“体に良い”とされている調味料。中には「酢の酸っぱさが苦手」という声も見られますが、ひと工夫加えて酸っぱさを和らげた“特別なお酢”が登場して話題を呼んでいます。

 

意外な組み合わせから誕生した「レーズン昆布酢」


8月2日に放送された『あさイチ』(NHK)のコーナー「みんな! ゴハンだよ」では、レーズンの甘みと昆布のうまみが溶け込んだヘルシー調味料“レーズン昆布酢”を紹介。聞き慣れない名称に、進行を務める博多華丸さんも「え~聞いたことない」と驚きを隠せない様子でした。

 

レーズン昆布酢の考案者としてスタジオに登場したのは、“レモン塩”や“乳酸キャベツ”などのアイデア料理を考案している料理家の井澤由美子さん。レーズン昆布酢はお酢にレーズンと昆布を漬けて半年間常温保存しておくだけの簡単なもの。今回は「作っておくと便利でいろいろな料理に展開できる」ということで、2品のレシピが紹介されています。

 

まずはヘルシーでさわやかな夏の「混ぜずし」から。レーズン昆布酢に赤じそふりかけ&ちりめんじゃこを入れてごはんと混ぜ合わせ、漬けた昆布も細切れにして投入。好みでレーズンを加えたら器に盛りつけ、刻んだ青じそを乗せて白ごまを指で潰しつつまぶしましょう。

 

続いては夏バテ対策にぴったりな「豚肉とみょうがの酢き焼き」。薄切りにしたみょうがを水にさらして、ざるで水を切っておきます。豚薄切り肉に塩・こしょうで下味をつけ、かたくり粉を薄くまぶしてください。中火のフライパンにごま油を流して豚肉を焼き、みょうが・レーズン昆布酢・しょうゆを加えて炒めたら完成です。

 

放送終了後のネット上では反響が相次ぎ、「レーズン昆布酢なんて初めて聞いたし、どんな味なのか想像もつかない…」「お酢にレーズンの甘みが加わるからいろんな料理に合いそう!」「確かにお酢と昆布って相性良いよね。すごくヘルシーだし」といった声が続出。中には「さっそく漬けてみたけどレーズン昆布酢レシピを楽しめるのは半年後か(笑)」と、実際に作りはじめた人の声も見られました。