結婚は、なにかとお金がかかるもの。家具や家電をイチから揃えたり結婚式を挙げたり引っ越したり新婚旅行へ出かけたりと、様々なお金の使い道があります。みなさんは、結婚するまでにいくら貯金していましたか?
結婚までにいくら貯金してた?
今年7月、“結婚までにいくら貯金しますか?”という話題がネット上で注目を集めました。話題の元になったのは、新卒で手取り26万円を受け取っているという女性の投稿から。どうやら女性には付き合っている彼がいるらしく、「いつプロポーズされるか分かりませんが結婚前に貯金をしておきたいです」「皆さんはいくらぐらい貯金しましたか?」と疑問を投げかけました。
結婚とお金にまつわる疑問に、ネット上からは自身の体験を交えた返答が寄せられています。中でも多かったのが「一人暮らししててほとんど貯められてなかった。100万円ぐらいだったかな」「大学新卒で就職して26歳で結婚したとき300万円貯まってた」「結婚するまで実家暮らしだったから、500万くらいあったかな」というような、“100万円単位”で貯金していた人たち。
また「25歳で結婚。お互い200万ずつあったので、家具家電を揃えるのに使いました!」「29歳で100万円だった。とりあえず彼と75万円ずつ共有の口座に入れて、150万円の同棲からやりくりスタート。2人で100万円くらいあればなんとかなります」など、お相手と合わせる人も。
さらに「うちは結婚式するつもりなかったし、子どもは1年か2年たってからって考えていたので50万くらい」「私150万、彼300万。結婚式しない予定なので、これくらいで十分かなと思って」といった声も上がりました。“いくら”という具体的な金額ではなく、将来何のために使うか考えて貯金をするかしないか選んだ人もいるようです。
以前、「ゼクシィ」が20~30代の女性を対象に「結婚を決めた時のお互いの貯金額」についてアンケートを実施。その結果、“自分”は「100万円未満」(23%)が第1位に。以下、2位「100万円以上200万円未満」(19%)、3位「300万円以上400万円未満」(12%)、4位「200万円以上300万円未満」(11%)、5位「500万円以上600万円未満」(8%)と続きました。
一方、“結婚相手の男性”も「100万円未満」(25%)が第1位で、「100万円以上200万円未満」(16%)が2位に。3位は「200万円以上300万円未満」(13%)、4位「300万円以上400万円未満」(8%)、5位「400万円以上500万円未満」(7%)で、男女であまり大きな差が無いことが明らかになっています。
お金はいくらあっても困らないもの。しかし、無理せず自分のペースで溜めている人が多いのかもしれませんね。
<合わせて読みたい人気記事>
夫婦の預貯金残高は100万円未満が最多なのに、41.4%の人には秘密のへそくりがある
文/内田裕子