お年玉や入学・卒業のお祝いなど、子どもがお金をもらう機会は何回もあります。お年玉や親戚からのお小遣いとは違い、お礼を返すことも多い“お祝い金”は保護者が管理して使い道を決めるケースも少なくないよう。世間では“お祝い金”をどのように使っているのでしょうか。
“子どものためのお祝い金”が行き着く先
とあるサイトに投稿されたのは、「子供のお祝い金は誰のもの?」というトピック。質問者さんは息子のお年玉を子供名義の口座に貯金しておいたのですが、二十歳になった息子さんから自分がもらったお金は自分自身で管理したいと言われました。
そこで子供名義の口座を渡したところ、残高を見た息子さんから“お年玉以外で貰ったお祝い金”が入っていないと言われたそうです。質問者さんは「大学資金を出している親の立場としては、もうビックリです」とかなり驚き、息子さんと喧嘩になったそう。そして子供のお祝い金は誰のものなのか、お年玉と同じ扱いなのかどうか、疑問を投げかけたのです。
トピック内でも賛否の声が上がったものの、多くの人がお返しのお礼や必要品の購入に充てるのは当然という意見。しかしながら「子どもの物に使いたい時は、その都度子ども本人に聞いて、承諾を得てから使いました」「『〇〇さんが下さったお祝いで〇〇を用意する/しました』とお子さんに予告/報告してこなかったのですか?」と、お祝い金の使い途を子どもに説明するべきという指摘も上がりました。
たとえ子どものために使っていたとしても、それを本人に伝えていなければ、子どもは納得できないもの。子どものためのお祝い金はきちんと残しておいて、必要なら使い途を伝えておくというのがベストな方法かもしれません。