子育てに奮闘するママを描いた映画はたくさんありますが、ストーリーに共感できても、主人公の容姿に共感できない!というパターン、意外と多かったりしますよね。メイクや衣装で疲れた感を出したところで、現実味がイマイチ…だったりするものです。
しかし!!今回ご紹介する『タリーと私の秘密の時間』の主人公マーロはこれまでとは一味違うのです。リアルな育児ママ感漂う、シャーリーズ・セロンの演技に魅せられちゃいましょう。
3人の子育てに奮闘中のマーロ
シャーリーズ・セロン演じる主人公のマーロは、子育てに奮闘中。仕事も家事も育児もすべて完璧にこなしていたマーロですが、3人目の子どもを出産すると虚無感に襲われるようになります。人に頼ることができない性格のマーロは、ベビーシッターも雇うことができません。その理由は「知らない人に子どもを預けるのは心配」だから。
しかし、お試しで夜のベビーシッターを利用してみたところ、なかなかの好感触!しばらく赤ちゃんのお世話を頼んでみることになります。見た目はイマドキ女子なベビーシッターのタリーですが、とても話しやすく赤ちゃんのお世話だけでなく、マーロにとって心を開ける相手となっていきます。しかし、タリーには少し不思議なところがあります。自分自身の話はほとんどしないし、昼間は何をやっているのかよくわかりません。タリーは一体何者なのでしょうか?