妻公認、浮気相手からの実況報告(和美さん/36歳/薬剤師)
家事育児にまったく協力しない旦那にイヤ気がさしていたある日、旦那の会社の後輩Bが旦那に好意を寄せていることを知りました。「旦那の浮気なら、後ろめたい気持ちもなく別れられる」。そう思った私は友人の力を借りてBと接触し、カフェで会う約束を取りつけました。 予想以上にかわいくて愛嬌のある彼女の姿に、「イケる!」と確信した私は、「旦那があなたのことをいつも友人に話している、きっとあなたに気があるに違いない」と伝えたうえで、「あなたが本気なら、私は離婚してもいいと思っている」と打ち明けました。そして「他言無用」を条件に彼女と手を組んだんです。
それから彼女の猛アプローチは始まり、旦那もやはりまんざらでもないようで、次第に「残業」とか「休日出勤」が増えていきました。Bも「今日は好きと言ってくれた」とか、「今日初めて手をつないだ」など、そのつど細かく報告してくれました。 最初は複雑な気持ちでしたが次第にそれにも慣れてきたある日、ついにふたりが「一線を越えた」という報告が…しかも旦那は自ら「妻とは別れる」と言っていたとのこと。 なぜか怒りに似た感情もありましたが、「もう後戻りできないところまできたんだ」と実感し、決意を固めました。現在は離婚調停中です。