癒し効果絶大！高橋一生演じる理想の彼氏！
桔平がなぜ嘘をついたのか…。その秘密は、彼が書いていた700ページにもおよぶ小説に隠されています。嘘の理由も気になるところですが、この映画の最大の見どころ！といっても過言でないのが、高橋一生演じる理想の彼氏・桔平です。特におすすめの妄想ポイントは、由加利との思い出に登場する桔平です。
駅で具合が悪くなっていた由香利を介抱する桔平。震災で誰もが自分のことを最優先に考えるであろう状況下で、桔平の優しさがいきなり炸裂します。電車も動かず、タクシーもつかまらない。会社までハイヒールで歩いて向かおうとする由加利に、自分のスニーカーを差し出すのです。靴下姿で静かに立ち去るという謙虚さもたまりません。
恋人同士になると、桔平の癒し度はさらに急上昇していきます。二人の思い出のシーンは、同棲する恋人同士の何気ない日常なのですが、「由加利になりたい」と思わずにはいられません。自分自身と置き換えて、桔平の恋人気分を味わうのにもってこいのシーンの連続です。仕事っぷりはよくても、性格はキツめ。「それは言ってはいけない！」とツッコミたくなるセリフを吐き捨てる由加利に対しても、桔平はイヤな顔ひとつせず、優しく包み込みます。とにかく器がでかいのです。
シーツにくるまりイチャイチャしたり、ふとしたときにキスをしたり。何気ない日常なのに、なんとも美しいシーンでもあります。白シャツに丸メガネ、クシャっとしたヘアスタイルというラフな姿の高橋一生の破壊力、ぜひ、堪能してください。
