shutterstock_1086066392

夏休み、赤ちゃんや子どもを連れて初めての海外旅行に出かけるパパ・ママもいることと思います。準備の中でも、もっとも重要と言えるのがパスポートの取得ですよね。特に、写真に関しては決まりごとも多いので注意が必要です。しっかりと手順を確認し、効率よく時間を使って取得しましょう。

 

基本的なパスポート取得の流れ


今回は、パパ・ママと子どもが同時にパスポートを新規取得する場合の手順を解説します。

 

都道府県のパスポート申請窓口で申請書を手に入れる

直接出向いて受け取るほか、平成28年より、インターネットでもダウンロードできるようになりました。あらかじめ書類を揃えておけばその場で申請書に記入して提出も可能ですが、家族全員となると時間もかかりますし、代理申請の場合も本人の署名が必要な箇所がありますので、いったん持ち帰ることをおすすめします。

 

申請書に必要事項を記入し、書類を揃えて提出

必要な書類は次のとおりです。


戸籍謄本(または戸籍抄本)、住民票の写し、写真、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など。健康保険証や学生証などは2点組み合わせての提示が必要) 申請書提出から受け取りまで、平均して1週間ほどかかります。

 

受け取り

申請時に受け取った受理票(受領証)と、必要な額の収入証紙及び収入印紙を用意して、指定日以降にパスポートを受け取ります。 申請はパパやママが家族の分をまとめて提出できますが、受け取りは赤ちゃんであっても本人がその場にいなければなりません。

 

パスポート取得にかかる費用

パスポートの発給手数料は、20歳以上の10年用なら16000円、12歳以上の5年用が11000円、12歳未満の5年用が6000円。両親が10年用+12歳未満の子ども2人が5年用を取得した場合、全部で44000円の手数料(印紙)が必要になります。

 

また、旅行会社や、専門の業者にパスポート代理申請を頼む場合は、一人あたり5000円~10000円の手数料がかかります。

 

そのほか、戸籍謄本・戸籍抄本の発行手数料が450円、住民票が300円など(自治体により異なる場合があります)。写真をプロに撮ってもらった場合は1500円~3000円、スピード写真なら400~700円など、それぞれ家族の人数分が必要となります。 それにプラスして、申請窓口への交通費なども予算に入れておきましょう。