女性専用の“仕事空間”が話題


欧米では女性専用の「コワーキングスペース」が注目を集めています。「コワーキング」とは専用の個室ではなく、共有型のオープンスペースをデスク単位で契約するオフィススペースのこと。個室のオフィスは必要ないけれど、ワークスペースは確保したいという人にぴったりの空間です。

 

ニューヨークに第1号店舗をオープンした「ザ・ウング」は、会員のみ利用できるデスク、メイクルーム、仮眠室、ミーティングルームといった豪華な設備が女性たちのハートをキャッチ。昨年末には入会待ちの女性が約8000人に上り、大きな話題となりました。

 

また、日本でも女性向けの「コワーキングスペース」はどんどん増えています。パウダールームがあったりワンランク上の家具を設置したりとお洒落な空間が多いようですが、なかには子どもを連れていける“働くお母さん向け”の「コワーキングスペース」も。東京都・荻窪の「こどもコワーキングbabyCo」にはキッズスペースがあるため、「子連れで仕事をしたり、資格の勉強をする時に便利!」と話題を呼んでいます。

 

時代のニーズに合わせて誕生する様々な女性専用スペース。果たして次はどんな空間が生まれるのでしょうか。

 

取材・文/河井奈津