ひとりひと部屋…それは旅先でも鉄のルール(真奈美さん/35歳/不動産)
結婚して3年。お盆に旦那の実家に帰省していると、「この正月は、海外で過ごさないか?」 とステキな提案をいただいたんです! 子どもがちいさいうちなら旅費も安いしとのことで、「わぁ~! 憧れの海外年越し、いいですね」と盛り上がり、義母が予約してくれることになったんです。 「お金なんていいわよ」と言っていただいたんですが、主人と相談して半分は支払うことに。飛行機に飛び乗って、いざハワイへ。オシャレな晩ご飯を食べ、部屋にチェックインすると、鍵を4つもった母が笑顔でこちらにやってきます。 「んん? 4つ?」と思っていると、「はいこれがあなたので、これがあなたので…」と義父、旦那、私の順に鍵を手渡すではありませんか。
驚く私を尻目に、旦那もまったく違和感ない様子で、「え? なにかおかしい? うちはいつもこうだよ」とのこと。家族で一緒の部屋に泊まるのが普通だと思っていたのは私だけのようで、みんなそれぞれの部屋に笑顔で引き上げて行きました。 私には違和感しかありませんが、旦那の家庭では中学過ぎてからはこれが普通のようで…ひとりで寝るほうが疲れも取れるでしょ?」だそうです。 確かに子どもが生まれてからは、うちも寝る時間は違うので別々の部屋に寝ていますが、旅行先で別々なのはびっくり。「ひとりひと部屋」に、とにかく衝撃を受けた旅行でした。