お小遣いの金額は上昇傾向


「明安田生命保険相互会社」が今年5月に公開した「家計に関するアンケート調査」では、夫のお小遣い額はひと月平均「34699円」と判明。昨年の「31764円」と比較して、2935円アップしました。しかし希望するお小遣い額は「48425円」で、実際の金額とは約14000円の開きがあります。

 

また夫婦ごとにランチ代の金額を調査すると、夫が平均「777円」だったのに対して妻は「1263円」という“ランチ格差”を感じる結果に。限られたお小遣いを有効に使うためにランチ代をセーブする男性は多く、ネット上でも「お小遣い制度を始めてから、お昼ご飯の量がグッと減った」「節約するならまずは昼ご飯からでしょ」「お昼を抜いても仕事はできる」といった声がチラホラ見られました。

 

なかには節約のために愛妻弁当を持参するケースも。女性からは「ちゃんとお昼を食べるか心配なので、毎朝お弁当を作ってます」「お小遣いが少ないから、せめてお弁当だけでも豪華にしないと!」「節約の意味合いも込めて、我が家ではお弁当をしっかり持たせています」など、夫を気遣う声が多く上がっています。

 

月に一度のお小遣いを巡り、各家庭で色々な工夫にトライしているようですね。

取材・文/牧野聡子