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小さい子どもを持つお母さんにとって、我が子が保育園や幼稚園でどう過ごしているかは悩みの種。お友達とケンカしたり、イタズラばかりしていないか気になるお母さんが多いよう。そこで今、保護者と先生の間を繋ぐ「連絡帳」を巡って多数の意見が上がっています。

 

「大人視点のアドバイスが知りたい」「先生の負担になる」など様々な声


子どもの1日がどんな様子だったかを記録する連絡帳ですが、保育園や幼稚園によっては連絡帳を使用しない所も。お母さんたちからは「ほんの一言でもいいから、先生と連絡帳でやり取りがしたい!」「先生の負担にもなるし、そこまでやってもらわなくても…」など様々な声が見られました。

 

連絡帳が必要と考えるお母さんからは「先生がどういう目線で子どもを見ているかも気になる」「子どもは自分のことを上手く話せないし、大人視点で見たメッセージやアドバイスが知りたい」といった意見が。

 

いっぽうで「クラス全員分の連絡帳を書いたら先生の仕事が凄いハードになりそうだし、私は連絡帳なしでもオーケーです」「連絡帳を書くなら、その時間を使って子どもをしっかり見ていてほしい」「お迎えの時にちょこっとお話するだけで十分だと思う」など、割り切って考えるお母さんも多いようです。

 

なかには連絡帳がないと承知で入園したものの、後からほかの保育園の様子を聞いて「連絡帳が恋しくなった」ケースも。ほかのお母さんからは、「知ってて入園したならワガママだと思う。大人しく園の方針に従うべき」「どうしても気になるなら、連絡帳がある保育園に転園してみたら?」といったアドバイスが寄せられました。

 

進化を続ける“21世紀版・保育園の連絡帳”


連絡帳といえば紙製のノートを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、現代ではなんと連絡帳アプリが開発されています。「リクルート」社が運営する「kidsly」(キッズリー)は、「保護者と先生のコミュニケーションを円滑にするアプリ」とネット上で話題に。

 

同アプリには子どもの写真も添付可能な「連絡帳システム」や、遅刻や欠席の連絡が簡単にできる「登降園管理システム」など様々な機能を搭載しています。紙媒体の連絡帳と違ってリアルタイムのやり取りができるため、実際に使用したお母さんからは「アプリのお陰で先生との情報連携がスムーズになりました」「欠席の連絡がすぐにできて便利です」「手書きより断然早いし、すぐに先生へ送れるのが最高」など反響の声が多く上がりました。

 

なかでも写真添付機能が好評で、「家にいる時とは全然違う表情をしてるから、見ていて飽きません!」「保育園で子どもがどんな風に過ごしているか分かって嬉しい! 先生からの通知が早く来ないか毎日ワクワクしています」とお母さんたちも大満足。

 

キッリー」は全国で1000以上の保育園に導入されているので、気になった人は確認してみては?

 

文/内田裕子