旦那の自信を取り戻すべく、家計管理の方法を見直し(光さん/37/広告代理店勤務)

いまの部署に異動になり、年収が旦那を上回りました。一方の旦那はというと、仕事がうまくいっていないようで…毎日不機嫌で、家族の会話も減ってきていたんです。 そんなある日、旦那から「美穂には、もっと見合った男性がいると思う」と告げられました。 「離婚」の二文字が頭をよぎるなか、話を聞いてみると「自分の給料が低いせいで美穂に苦労をさせている」とか「いっそ専業主夫になりたいけど、家事なんてやったことないからできない」など、劣等感からくる言葉の数々。 どうも私の年収が上がったことが、彼のプライドを傷つけていたようです。でも、いまの生活水準を下げるのには抵抗がありますし、仕事を辞めることもできません。

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そこで夫婦で考えた結果、旦那の小遣い制を撤廃。毎月お互い一定の決まった金額だけを世帯に入れ、それ以外は各自で自由に管理するようにしました。狙いは、「家庭で使うお金の格差」をなくすこと。 それから、さまざまな工夫をしながらなんとか頑張っていますが、やはり夫の劣等感がにじみ出た背中を見ると、いまでも少し胸が痛くなってしまいます…。