シンプルで使い勝手の良いアイテムが人気を集めている「無印良品」。家具や衣類をメインに取り扱っていますが、レトルト商品も幅広く展開していることをご存知でしょうか。特にレトルトカレーの種類が豊富で、ネット上を中心に大きな話題を呼んでいます。
“カレー王国”とも呼ばれる無印良品
無印良品では、なんと30種類以上ものレトルトカレーを販売中。「ビーフカレー」や「バターチキンカレー」といった定番どころはもちろん、蟹と卵のカレー「プーパッポン」のような一風変わったカレーまで揃っています。6月放送の『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)では食品部の担当者がゲスト出演し、“無印カレー”の魅力を熱く語ってくれました。
『タモリ倶楽部』がピックアップしたのは、無印良品の売り上げ数1位を3年連続でキープしているバターチキンカレー。7000点近い商品の頂点に立つバターチキンカレーは、年間300万食もの売り上げを記録しています。番組に登場したカレー開発担当の遠藤優子さんは、「毎回新商品を作ろうとする時に“バターチキンを超えるぞ”っていう意気込みで商品開発をするんですけど、なかなかこれが難しい…」とコメントしていました。どうやら、「打倒バターチキン」を掲げている間に続々とカレー商品が増えていったようです。
番組ではバターチキンカレー以上の商品を生み出すため、食品部がトライしている試みも明かされました。カレー開発担当・橋本聖子さんは北インド系のバターチキンカレーに勝つため、南インド系のカレーに注目。2016年にはカレーのリサーチを目的に南インドまで向かい、1日7食近いカレーを食べて研究を重ねています。
橋本さんが帰国してからは「ケララフィッシュ」「ベイガンティルマサラ」といったマニアックなインドカレーが次々と開発され、無印良品のカレーラインナップはより豪華に。あまりの充実ぶりにネット上では、「もはや無印良品はカレー屋にカウントして良いと思う」「子どもの口に合うカレーも揃っているのが嬉しいです」「さすがはカレー王国の無印良品…」といった反響の声が上がりました。
レトルトカレー以外もカレー関連の商品がズラリ
無印良品では、レトルトカレーの他にも様々な“カレーグッズ”を展開。例えば「カレー皿」だけでも磁器製のタイプや素材にこだわった「ボーンチャイナ」など、様々なお皿を取り扱っています。また、ご飯でなくナンでカレーを食べたい人向けに「フライパンでつくるナン」という商品も販売中。名前のとおりフライパンがあれば簡単に作れてしまうので、購入者からは「家庭でこんな本格的なナンが食べられるなんて…」「バターチキンの味が引きたって最高です!」など好評の声が相次いでいます。
さらに無印良品の公式ホームページでは、「バターチキンカレーで作るコロッケ」や「スパイシーチキンつけ麺」といったアレンジレシピを公開。どれもレトルトカレーをベースにしたメニューなので、気になる人はチェックしてみてはいかが?
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文/河井奈津