最初は1作品500円。「なんでも描きます!」とアピールしたら…!


Saya.さんがココナラに登録し、イラストレーターとしてデビューしたのは産休と同時期の2016年2月。すぐに仕事を得られたのでしょうか?

 

「はい。SNSのアイコンに使う似顔絵など簡単なイラストですが、月に2~3件の依頼を頂戴しました。1作品500円からスタート。なので当初は月数千円の収入でした」

 

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▲始めたばかりの頃に書いたイラストがこちら。似顔絵のネーム印に使用されたとのこと。「いま振り返ると、最初はかなりへたっぴでしたね(笑)」
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▲授業の挿し絵に使いたいと依頼された作品。

設定できる単価は販売実績と購入者評価に応じて上がっていく仕組み(500円~最大50万円)のため、まずは実績を積み重ねることに専念。その後、描くイラストのジャンルが必然的に絞り込まれていったそうです。 「最初は人でも物でも、何でも描きますとしていました。でも物より人、男性より女性や子どものほうが描きやすく、より楽しめるのがわかってきて。自分の得意分野にシフトしていった感じですね」 開始1年過ぎた頃から母親や小さな子どものイラストが中心となり、最近は赤ちゃんを描く依頼が増えているとか。 「私自身、小さな子どもを持つ母親。何度となく目にしてきた赤ちゃんのイラストは、いつのまにか得分野になりました(笑)。得意ジャンルを持ったことで依頼が増えたことはうれしいです」

顧客の約6割が女性で、全体の半数がリピーターに。Saya.さんのイラストは、ほんわかして可愛いテイスト。小さな子どもや赤ちゃんの絵柄にぴったりの作風も人気の秘密といえます。