お肉の美味しさを堪能できるハンバーグ。家庭のハンバーグも美味しいですが、専門店で食べる味はまた格別ですよね。1月22日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)では、有名店のハンバーグの再現レシピを紹介していました。

肉ダネに氷!?

北海道日本ハムファイターズ監督・新庄剛志さんが挑戦したのは、五反田にあるハンバーグの名店「ミート矢澤」の再現レシピです。遠方からも食べに来る人もいる人気店の味は再現できるのでしょうか?

 

まず玉ねぎ150gをみじん切りにし、バター30gできつね色になるまで炒めます。炒め終わったらあら熱をとっておきましょう。次に“つなぎ”となる牛乳100g、生パン粉25g、卵1個、あら熱をとったオニオンソテー30g、塩6g、こしょう・ナツメグ各少々をよく混ぜてください。

 

そこへ牛ひき肉500gと牛脂45g、クラッシュ氷45gを入れて練り混ぜます。氷が溶けて全体がピンク色になるまでしっかり混ぜましょう。

 

油を塗った手で肉だねの4分の1量をとり、キャッチボールをするように空気を抜きます。手の熱が肉だねになるべく伝わらないよう、手の平に当ててたたくのがポイント。楕円形に成形し、真ん中を凹ませたら焼いていきます。

ポイントは空気抜きにあり

焼くときのコツは、最初は強火で表面に焼き色をつけること。両面にしっかりと焼き色をつけてからふたをし、今度は弱火で6分焼きます。

 

焼いている間にソース作りに取りかかりましょう。鍋に日本酒50gと赤ワイン40gを入れて火にかけ、アルコールを飛ばします。オニオンソテー50g、しょうゆ35g、100%リンゴジュース100g、野菜ジュース80g、おろしにんにく4g、おろししょうが3g、ビーフコンソメ5g、こしょう1g、はちみつ20gを先ほどの鍋に加え、ウスターソースくらいの濃度になるまで5分ほど煮詰めればできあがり。焼き上がったハンバーグにソースをかけて、再現ハンバーグの完成です。

 

嵐の櫻井翔さんと新庄さんが、それぞれ空気抜きをしたものを食べ比べてみることに。櫻井さんの作ったほうは肉の味が薄く、あまり美味しく感じられなかったのに比べ、新庄さんが作ったものは肉の歯ごたえがあり、美味しく仕上がっていました。原因は、櫻井さんは空気抜きのときに手が触れる時間が長く、手の熱で肉の脂が溶け出してしまったことなのだそう。

 

最後に“本物”のミート矢澤のハンバーグを食べた新庄さんは「今まで食ったハンバーグの中でいちばんウマい」と感動した様子でした。「空気抜きで味が大きく変わる」ことをしっかり頭に入れつつ、おうちで作ってみてはいかがでしょうか?

全部市販でこの味!?

YouTubeで料理チャンネル「馬場ごはん」を公開しているお笑い芸人・ロバートの馬場裕之さんは、市販のハンバーグを使ったアレンジレシピをピックアップしています。包丁も火も使わない「スボラハンバーググラタン」の作り方を見てみましょう。

 

使う材料は全て市販のもの。マカロニサラダとポテトサラダ1袋(100g)ずつを耐熱容器でしっかり混ぜて平らにならし、トースターで2分半加熱します。その間に電子レンジでレトルトのハンバーグ1個を商品の表記通りに温めてください。加熱したサラダの上にハンバーグをソースごとのせてグッと押しつけ、黒こしょう少々とピザ用チーズ80gをかけたら、トースターにイン。チーズが溶けるまで加熱すれば完成です。

 

本格的な味わいの再現レシピと、忙しいときに助かる市販のハンバーグアレンジ。状況に応じて使い分ければ、いつでも絶品ハンバーグをおうちで楽しめそうですね。

文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/馬場裕之公式YouTube「夜中に見ちゃダメ♪ ハンバーググラタン〈市販の惣菜で火も使わずズボラ飯〉」https://www.youtube.com/watch?v=dF2-KvRB1uc