日本でも育児用品のブランドとしてドイツの「サイベックス」は良く知られています。そのため、「MIOSミオス」は、日本仕様のベビーカーとして作られていて人気もあります。 どんな点がこだわりの日本仕様になっているのか確認してみることにしましょう。

BabyCar9

◆こだわりの日本仕様その1【コンパクト化】

ドイツ製品と聞くとどんな印象をお持ちですか? プラスな印象として「機能的」、「丈夫」、「長持ち」など、ややマイナスな印象として「大きい」、「重い」などと言ったところではないでしょうか? 日本仕様として作られた「MIOS・ミオス」は、サイベックスのプレミアムストローラー「PRIAM・プリアム」の走行性機能を可能な限り継承したモデルになります。 「PRIAM・プリアム」の走行時の幅はおよそ57.5cmありますが、「MIOS・ミオス」の場合は50cmですので、かなりのコンパクト化がはかられています。

◆こだわりの日本仕様その2【軽量化】

また、「MIOS・ミオス」は、重さの点でも随分と軽量化に成功しています。 「PRIAM・プリアム」の重量は12.2kgありますが、「MIOS・ミオス」は、8.7kgと3.5kgもの軽量化に成功しています。 駅や道路も場合によっては、階段しかないところもありますので、12.2kgのベビーカーを抱えて階段を上り下りするのはかなり大変なことになります。もし、赤ちゃんを片手で抱えなければいけないとしたら、ママにとってはかなりハードな状況に陥ってしまいそうです。 やはり、日本のこうした道路事情や公共設備での整備状況を考えると軽量化は必須条件だったと言えそうです。

◆こだわりの日本仕様その3【機能面に妥協無】

コンパクト化・軽量化に成功していますが、機能面での妥協は行なっていません。 全てのシングルホイールにサスペンション機能を搭載することで、乗り心地の快適さを実現しています。片手で操作可能な折りたたみ機能とリクライニング機能やワンタッチで高さの調整が可能なハンドルと、使い勝手の良さもシッカリと確保されています。 さらに、赤ちゃんを暑さや紫外線からまもるために、エアースルーメッシュシートの採用に紫外線防止機能効果の高いサンキャノピーの装備と抜かりがありません。 また、使用対象年齢が1ヶ月~36ヶ月となっているベビーカーが多い中、このモデルは1ヶ月~48ヶ月までが対象となっています。このことから、機能面だけでなく丈夫さと耐久性においても妥協しないこだわりを伺うことが出来ます。 こだわりの日本仕様にフォーカスしてサイベックスの「MIOS・ミオス」について見て来ましたが、可能な限りコンパクト化と軽量化を図りながら機能を充実させることにもこだわって作られたベビーカーであることがお分かり頂けたのではないでしょうか?