11月16日に放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、焼き鳥の名店「とり竹」のレシピを紹介しました。こちらは東京五輪で銀メダルを獲得した、女子バスケ日本代表・林咲希選手や宮崎早織選手も通うお店。いったいどんなメニューなのでしょうか?

五輪女子バスケ選手もおすすめ! 「ささみの肉巻き揚げ」

林選手が「次も頼もうと思います」とオーダーした人気メニューが「鶏ささみの肉巻き揚げ~アボカドチーズ」。ささみなのにパサつかずジューシーで、衣はサクサクの絶品メニューです。お店ならではのプロのテクニックを交えつつ、レシピを紹介していきましょう。

 

最初に、ささみ3本は筋をとって開き、ラップをのせて手でたたきます。薄く伸ばしたら塩少々を軽く振って、海苔2枚、細かくたたいたアボカド1/4個、とろけるチーズ適量をトッピングし、ささみを巻いていきます。ここで1つめのプロのポイント。ささみはまな板にくっついてしまいがちですが、竹串をささみとまな板の隙間に通すとはがしやすいそう。なければ爪楊枝を使ってもOKです。

衣をサクサクに! 名店の揚げ物テクニック

続いて、「とり竹」こだわりの衣の作り方です。まずは下準備から。1個分の溶き卵に、小麦粉大さじ1を加えます。これが2つめのプロのポイントで、後につけるパン粉がはがれにくくなるそう。さらに、酢大さじ1を加えるのが3つめのポイント。お酢によって小麦粉の粘り成分であるグルテンができにくくなるため、サクサク感がアップします。

 

ささみに小麦粉をまんべんなくまぶし、先ほどの溶き卵をくぐらせ、パン粉をまぶしたら、170度に熱した油で4分。4つめのポイントは、揚げている間、焦げないように軽く回すこと。きつね色になったら取り出し、余熱で火が通るのを2分待ったらできあがり。こうすることで肉が固くならずふんわりと仕上がります。

 

わさびマヨネーズにつけて食べるのが「とり竹」流。試食した佐藤栞里さんは「めちゃくちゃおいしい!」「衣もサクッサクッていう感じがしますし、中の鶏もフワッフワで柔らかい」と大絶賛していました。

おうちで居酒屋感! トッピング自由自在の「鶏ささみ串」

『スッキリ』(日本テレビ系)などにも出演する人気料理家・ぐっち夫婦は、Twitterで「いろんな味で鶏ささみ串」のレシピを提案していました。

 

まず、ささみ5~6本に酒大さじ1、塩少々をふりかけ竹串を刺します。油小さじ1を熱したフライパンで両面3分ずつ焼いたらフタをし、弱火で2分ほど蒸し焼きに。火が通ったら皿に盛りつければ完成。お好みのトッピングで楽しんでください。

 

こってりとした味が楽しみたいときは、先ほどのささみ串に明太子、ピザ用チーズを適量のせ、1分ほどフタをして蒸し焼きにします。チーズが溶けたら小口切りにした青ネギ適量をのせて召し上がれ。

 

大葉梅ごまのトッピングもおすすめ。ペースト状の梅、いりごま、せん切りにした大葉を適量のせれば、さっぱりと食べられます。他にもみそマヨネーズに七味唐辛子をかけたり、わさびじょうゆにきざみのりをのせたりと可能性は無限大です。

 

タンパク質を多く含み、脂肪が少なめなことからダイエット食材としても注目されているささみ。上手に料理に取り入れたいものですね。

文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/『ヒルナンデス!』公式サイトhttps://www.ntv.co.jp/hirunan/onair/tuesday/index.html?category=%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94
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