育児と仕事に日々追われる働くママにとって、ストレスは切っても切り離せない存在。だからこそ乃木坂46・齋藤飛鳥さんのストレスとの向き合い方は、何かの参考になるかもしれません。果たしてその気になるストレス論とは?

齋藤飛鳥さんはストレスを解消しない!?

ことの発端は、11月に放送された『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系)での一幕です。番組で「ストレス解消されるなぁと思うような曲はありますか?」と視聴者からのお悩みが紹介された際に、齋藤さんは「(ストレスを解消するために音楽を聴くという行為は)しないですね」と回答。続けて「(ストレスはあって当たり前)解消しようと思う気持ちがない」と断言しました。

 

番組ではそのうえでストレス解消にぴったりな曲を紹介していましたが、じつはこのトークにはまだ続きが。テレビ朝日公式YouTubeチャンネルで公開中の動画では、未公開シーンとして“齋藤さんのストレス論”が紹介されています。

「ストレスを解消しない」理由が深い…!

ではなぜ齋藤さんはストレスを解消しようとしないのかというと、本人曰く「何かをして、これでストレスが解消されるっていう、ここに期待を持っちゃうのが嫌」とのこと。「これで解消されないって、私相当ストレス抱えてるじゃんって思っちゃう」と自身の考えを明かし、共演者のハマ・オカモトさんも彼女の意見に共感していました。

 

齋藤さんのストレス論をわかりやすく説明するための例としてハマ・オカモトさんが挙げたのが、“ルーティンができなかったときの気持ち”。たとえば、自分で何らかのルーティンを作ったとしても、もしルーティン通りにいかなかった場合は…。それこそストレスに感じてしまうのではないでしょうか。

 

そのためハマ・オカモトさんはルーティンを作らないそうで、“今の話と齋藤さんのストレス論は似ている”とコメント。さらに「肩こりと一緒で、凝ってるなと自覚しちゃうと気になってしょうがない」と言葉を続けました。齋藤さんもそれに共感し、「これを解消しようだなんて、そんな…」と呟く一幕が。

 

ストレスに対する2人の見解については、ネット上でも「結局考え方ひとつだよね」「ストレス発散ってある意味、やりたいことをやる言い訳なのかも」といった反響が寄せられています。

放っておくと危険なストレスも?

齋藤さんのように「あえてストレスを解消しない」という考え方もありますが、タレントの中田敦彦さんは過去に“ストレスを侮らないで”と警鐘を鳴らしたことも。

 

以前中田さんは、自身の公式YouTubeチャンネルで、3種類のストレスについて言及。ショートストレス・ループストレス・ロングストレスの3つを挙げ、特にロングストレスの危険性を強く訴えています。

 

そもそもロングストレスとは、同じストレスを何度もこじらせる“ループストレス”がさらに慢性化したもの。そのままロングストレスを放置すると最終的に病気になることもあるそうで、その解消法の一環として「20分のウォーキング」を勧めていました。

 

というのも、人は外に出て日光を浴びるだけでもかなりリフレッシュできるとのこと。加えてストレスを緩和する物質が分泌されるため、中田さん自身も毎日20分間のウォーキングに励んでいるといいます。

 

ストレス解消法は人によってそれぞれ。今抱えているストレスときちんと向き合い、自分に合った解決法が見つかるといいですね。

文/牧野聡子 ※画像はイメージです
参照/テレビ朝日公式YouTube「【2人のストレス論】飛鳥さんの素朴なギモンをハマさんにぶつける! 男性って湯船につかるの?【YouTube限定公開】2021/11/11OA『ハマスカ放送部』」https://www.youtube.com/watch?v=wBybmIKivN0
中田敦彦公式YouTube「【超ストレス解消法①】イライラの原因は全て決めつけ思考にあった(Super Practical Steps to Reducing Stress)」https://www.youtube.com/watch?v=XubfiHylzeI