美容や健康に欠かせない栄養素がたっぷりの「カボチャ」。家庭の食卓にもよく並ぶ身近な食材ですが、プロの手にかかるとどのような料理に仕上がるのでしょうか。今回は以前『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で紹介された、カボチャレシピに注目していきます。
パリパリのやみつき食感がたまらない!
まずご紹介するのは、2018年のレシピブログアワードで節約部門グランプリに輝いた時短クイーン・長田知恵さんのカボチャレシピ。その名も「カボチャのパリパリフライ」です。
手始めにカボチャ150gをラップに包み、600Wの電子レンジで1分間加熱していきましょう。柔らかくなったカボチャを1cm幅にカットし、豚バラ薄切り肉6枚を半分に切って塩こしょう少々で味つけ。その豚バラ肉をカボチャに巻きつけ、剥がれないようギュッと手で握っていきます。
いっぽう衣づけに使うバッター液には、水大さじ2と1/2、マヨネーズ大さじ2、薄力粉大さじ4を使用。上記の材料を混ぜ合わせたら先ほどのカボチャをくぐらせ、衣代わりに適量のスライスアーモンドをまぶしてください。あとはフライパンにサラダ油を5㎜の深さまで入れて弱火で熱し、カボチャを片面2分半ずつ揚げ焼きにしていくだけ。
濃厚リゾットの味わいに和牛・水田さんの反応は…
続いては、料理科学研究家・水島弘史さんのイチ押しレシピ「カボチャの濃厚リゾット」をご紹介します。まずカボチャ130gは、皮を剥いて1cm角にカット。フライパンで玉ねぎのみじん切り50gと無塩バター20gを弱火で2分炒めたら、米60gを入れて少し強めの火(IHの火力は6)で加熱しましょう。
30秒ほど炒めた後、カボチャと1cmの角切りにしたベーコン40gをフライパンへ。水400mlを加えて塩小さじ1、こしょう適量で味をととのえて、中火で10分間煮込んでいきます。さらにそこへ牛乳150mlを加え、再び中火で10分加熱。お皿に盛りつければ、濃厚リゾットの完成です。
実食したお笑いコンビ・和牛の水田信二さんは、「(甘すぎないので)カボチャの味とリゾットがすごい合いますね」と絶賛。ネット上でも「カボチャのホクホク感がたまらない」「優しい味わいでペロっと食べられる」といった反響があがっていました。
「至高のカボチャポタージュ」とは?
カボチャを使ったレシピといえば、料理研究家・リュウジさんの公式YouTubeチャンネルにて「至高のカボチャポタージュ」なるものが紹介されたことも。
まずはじめにカボチャ1/4個をそのままラップし、600Wの電子レンジで6分間加熱。その間に玉ねぎ1/2個を薄切りにして、鍋でバター20gを溶かしていきます。ちなみに火の加減は、弱めの中火でOK。
鍋にスライスした玉ねぎを加え、バターに絡ませたら塩をひとつまみ。ある程度炒めたら火を弱火にし、玉ねぎが透き通るまでじっくり炒めてください。
ここでいったん鍋の火を止め、カボチャの身をほぐす作業へ。身と皮を分けたら再び鍋に火をつけ、カボチャの実と牛乳450cc、コンソメ小さじ2と1/2を入れて沸かしていきます。あとはポタージュをミキサーにかけ、ふたをせず弱火で15~20分ほど加熱。お皿に盛り、適量の生クリームとパセリをかけたら「至高のカボチャポタージュ」のできあがりです。
いつものカボチャ料理に飽きた時は、プロイチ押しのレシピをぜひ参考にしてみては?
文/牧野聡子
参照/『ヒルナンデス!』公式サイト「ライバル食材 徹底討論」https://www.ntv.co.jp/hirunan/onair/wednesday/index.html?category=%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94
参照/リュウジ公式YouTube「【材料3つのみ】水を一滴も使わず作る。レストランを越えた超濃厚スープ【至高のカボチャポタージュ】(ハロウィンメニュー)」https://www.youtube.com/watch?v=IX21w35ous8