カレーや肉じゃがなど、家庭の料理には欠かせない存在である玉ねぎ。加熱して使うのはもちろん生でも食べられるうえに、一年中手に入り日持ちもするなど良いところだらけの食材ですね。今回はそんな玉ねぎをメインで味わう料理をご紹介します。
皮・ひき肉不要! 玉ねぎだけで作るシューマイ
2021年10月21日に放送された『バゲット』(日本テレビ系)では、食卓の主役になる玉ねぎレシピを特集。料理研究家でありかつフードコーディネーターの木田マリさんが考案したアレンジメニューが披露されました。
まず取り上げるのは、皮もひき肉も使わない「玉ねぎシューマイ」。玉ねぎ1個をみじん切りにしてボウルにうつしたら、片栗粉大さじ2、鶏ガラスープの素小さじ1/2、塩・こしょう各少々、ごま油大さじ1/2を加えてよく混ぜます。混ぜたものを6等分にし、ラップを使って茶巾状に成形。半分は上にグリーンピースを乗せて包みます。もう半分には5mm幅に切ったかに風味かまぼこを混ぜ合わせて、かにシューマイ風にアレンジ。ラップに包んだままで耐熱皿に乗せ、600Wの電子レンジで4分加熱したらできあがりです。
玉ねぎのうま味を味わう! 小麦粉いらずの玉ねぎチヂミ
次にご紹介するのは、生地に小麦粉を使わない「玉ねぎチヂミ」。
まず玉ねぎ1個をすりおろします。小さくなってきたら残りはみじん切りにしましょう。おろした玉ねぎはざるで軽く水をきってボウルに入れ、めんつゆ小さじ2、塩少々、ごま油小さじ2、卵1個、片栗粉大さじ6を順に加えてよく混ぜます。さらにかつおぶし5gを追加。かつおぶしを海鮮だしの代わりに加えることで塩味とうま味がアップするうえに、焼いたときにカリッとした食感を楽しめますよ。
ごま油を引いたフライパンを中火で熱し、混ぜ合わせた生地を薄く広げてください。フタをして2~3分焼き、生地が動くようになったら返して裏面も同様に焼けば完成。
木田さんは“玉ねぎをしっかり炒めているので、うま味と甘みが引き出されておいしくなる”とコメント。玉ねぎを存分に味わえる一品です。
ポテサラの味を玉ねぎで再現! レンジで簡単「オニサラ」
玉ねぎを使ったレシピについては、料理研究家・リュウジさんも自身のYouTubeで「オニサラ」を紹介しています。
玉ねぎ1個のヘタと芯を取って皮をむき、食べやすい大きさに切りましょう。切った玉ねぎと薄切りのベーコン40~50gを耐熱容器に入れたら、ラップをかけて600Wの電子レンジで7分加熱。レンジから取り出してすぐマヨネーズを入れると分離してしまうので、混ぜながらあら熱をとります。最後にマヨネーズ大さじ2、コンソメ小さじ1/3、黒胡椒適量、塩ふたつまみを加えたらできあがり。このまま冷やして保存もできます。また、タバスコを適量加えるとグラタン風の味わいを楽しめるとのこと。お酒のおつまみとしても適した一品です。
いかがでしたでしょうか。玉ねぎの新たな魅力を再発見できるアレンジレシピを、ぜひ試してみてくださいね。
文/牧野聡子
参照/『バゲット』公式Instagram「baguette_ntv」https://www.instagram.com/p/CVRcL0jKLcV/
参照/『バゲット』公式Instagram「baguette_ntv」https://www.instagram.com/p/CVRbyNuqN28/
参照/料理研究家リュウジのバズレシピ「マジでそこらのポテサラより断然ウマい。玉葱も新玉葱も全部これにすれば絶対に余りません【超やみつきオニサラ】」https://www.youtube.com/watch?v=4_UUXEcxT6w