埼玉県の名産品・草加せんべいをみなさんご存じですか?実はただ地名がついているだけのせんべいではありません。原料や製法などの条件を満たした物だけが草加せんべいと呼ばれます。今回はそんな草加せんべいの魅力とアレンジレシピを見ていきましょう。
相葉雅紀さんも大絶賛! 草加せんべいの秘密とは
9月26日放送の『相葉マナブ』(テレビ朝日系)では埼玉特集が放送されました。なかでも目をひいたのは、草加せんべいの伝統的な作り方とそのアレンジレシピです。
草加せんべいと呼ばれるためには、「関東平野で獲れる国産のうるち米が原料」「伝統産業技士の資格を持った人が押し焼き製法で作る」という厳しい条件があります。押し焼きとはせんべいが膨らんだり反るのをふせぐために、職人が手作業で押し付けながら焼き上げる作り方。草加せんべいは今でもうるち米を石うすでついて、8時間天日干しにしてから押し焼き製法で焼き上げるという昔ながらの製法で作られています。そのため手焼きは1日に500枚作るのが限度だそうで、実はとても貴重なせんべいという意外な一面も持っていました。
実際に草加せんべいを食べたアイドルの相葉雅紀さんは、「うまい!」「ちょうどいい硬さ」と満足そうに頬張っていました。製法にこだわった草加せんべいを、ぜひ一度食べてみたいですね。
ザクザク衣が絶品!? 草加せんべいとんかつ
材料と製法にこだわった草加せんべい。そんなせんべいを粉々にして衣にしてしまうアレンジレシピが草加せんべいとんかつです。ザクザクの衣が印象的で、作るのも楽しい料理かもしれません。
まずは草加せんべい5枚を袋に入れて、細かく砕きバットに入れてください。続いて小麦粉大さじ4、水大さじ3を混ぜ合わせてバッター液に。とんかつ用の豚ロース肉2枚をすじ切して塩、コショウを適量振ります。お肉をバッター液にくぐらせたら、草加せんべいをしっかりとつけてください。150度の揚げ油にお肉を入れてから、少し火を弱めて5分ほど待つと衣がこんがりきつね色に。バットにあげて油を落としたら完成です。
相葉さんは「うまっ!!」と少し興奮ぎみにコメント。芸人のサバンナ・高橋茂雄さんも「ぱりっぱり!」と草加せんべいの衣を大絶賛でした。
元乃木坂・井上さんの実家の味!?埼玉県本庄市のご当地料理
ちなみに同じ埼玉県の本庄市広報観光大使で、乃木坂46の元メンバーの井上小百合さんは、自身のYouTubeチャンネルで地元本庄市のご当地レシピを披露していました。驚くほど簡単に作れる井上さんの実家の味、納豆ピザライスをご紹介します。
最初に納豆1パックを開けてよく混ぜたら、付属のタレとカラシをお好みの量加えてください。続いて茶碗1杯分をよそったご飯の上に先ほどの納豆をかけていきます。最後にスライスチーズ1枚を乗せてレンジで1分加熱してできあがり。
料理を終えるとさっそく納豆ピザライスを食べる井上さん。「めちゃくちゃ美味しい」「チーズのトロトロ具合と納豆のネバネバがすごいマッチしてすっごいご飯が進みます!」と懐かしい味に大満足のようでした。草加せんべいの一風変わった使い方と簡単に再現できるご当地レシピで、自宅で埼玉を感じてみませんか?
文/牧野聡子 ※画像はイメージです
参照/井上小百合 / Sayuri Inoue公式YouTubeチャンネル「超簡単な『ご当地グルメ』のレシピをご紹介【本庄市広報観光大使・井上小百合】」https://www.youtube.com/watch?v=wKnljnpu6PM