「ジュニア和食マイスター」や「薬膳インストラクター」の資格を持ち、「開運飯」が話題のボルサリーノ・関好江さん。9月7日に放送された『あさイチ』(NHK)では、関さんがアイデア料理を披露しました。

リーズナブルに楽しめる! 「うなぎ風味の鶏まぶし」

紹介されたのは、吉本興業の社員食堂でもメニューとして採用された「うなぎ風味の鶏まぶし」。うなぎを鶏胸肉で代用することでリーズナブルに楽しめます。さっそく作り方をみていきましょう。

 

鶏肉約200gは半分に切り開き、大さじ1の酒をまぶして10分ほどおきます。その間に酒・みりん各大さじ2を小鍋でわかしてアルコール分を飛ばし、そこに砂糖大さじ1、刺身じょうゆ大さじ4を加えて中火で煮詰めたタレを用意。

 

鶏肉に小麦粉大さじ1をまぶし、大さじ1と1/2のサラダ油をひいたフライパンで皮を下にして中火で3分ほど焼いてください。焼き色がついたら上下を返し、フタをしてさらに3分ほど焼きます。

 

フライパンの余分な油をふき取った後に火を止め、先ほどのタレを鶏肉の表面に塗ったら香ばしい香りが立つまで中火で焼きましょう。まな板の上で粗熱を取って幅1cmに切った鶏肉を、タレと刻みのり適量をかけたごはんの上に白ごま適量と一緒にのせたら完成です。

 

普通のしょうゆではなく、コクが出る刺身醤油を使うこともポイントとのこと。もし自宅にない場合は、みりんと砂糖を小さじ1ほど多めに足すとコクが出るそうです。

鶏まぶしが味変! お吸い物も作ってみよう

番組内では「うなぎ風味の鶏まぶし」にぴったりで簡単にできるお吸い物も紹介しました。

 

鍋で水カップ2を沸かし、顆粒だしの素・顆粒鶏ガラスープの素各小さじ1、しめじ20gを加えてひと煮立ちさせます。そこにしょうゆ小さじ1を加えて火を止め、器に注ぎ入れたら、3cm長さに切ったみつばととろろ昆布各適量を加えて完成。「うなぎ風味の鶏まぶし」と一緒に、小口切りにした細ねぎ、練りわさび、粉山椒各適量を添えて召し上がってくださいね。

 

忙しい朝にも手軽に作れそうなお吸い物。しめじ以外のきのこやほかの野菜を入れてもおいしいとのことです。最初は「ボリュームあって美味い」「ただうなぎではない」と言っていた博多華丸さんと大吉さんですが、薬味をかけて食べ進めるうちに「うなぎに近づいてきた! すごいね!」と大絶賛。お吸い物にも「スープ入れたらめちゃくちゃ美味い」と驚いていました。

マスカルポーネとブルーチーズで「簡単チーズケーキ」

自身のオフィシャルブログでもたくさんのレシピを公開している関さん。その中の1つである「簡単チーズケーキ」は、クリームチーズではなくマスカルポーネチーズとブルーチーズで作るレシピです。作り方も、混ぜて焼くだけととても簡単。

 

柔らかくしたマスカルポーネチーズ100gとブルーチーズ50gを、卵1個、生クリーム50cc、小麦粉大さじ1と1/2、砂糖大さじ1と混ぜます。クッキングシートを敷いた型にくるみとレーズン少々を散らして流し込み、180度のオーブンで40分焼いてください。粗熱を取って冷蔵庫で冷やしたら完成! ブラックペッパーとハチミツをかけていただきましょう。

 

かなり甘さ控え目なので、お好みで砂糖を増やしても良いとのこと。焼きたてはプルプルですが冷やせばしっかりと固まりますよ。いつもと違うチーズケーキを試してみたい方はぜひ作ってみてくださいね。

文/牧野聡子  ※画像はイメージです。
参照/『あさイチ』公式サイト「うなぎ風味の鶏まぶし」https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/210907/recipe_6.html
ボルサリーノ関 オフィシャルブログ「簡単チーズケーキ」https://ameblo.jp/borsaseki/entry-12696195038.html?frm=theme