8月放送の『鬼旨ラーメンGP 人気芸人50人が爆食い調査! 真夏の2時間SP』(フジテレビ系)では、“袋麺のアレンジレシピ”が紹介されました。料理上手芸人が至極の一品を調理してくれたので、さっそく作り方をチェックしていきましょう。

薬味を大量に使うのがポイント!?

まずピックアップするのは、お笑いコンビ・見取り図のリリーさんが披露した「すだち冷やしつけ麺」。アレンジの手順を見ていくと、まず「サッポロ一番 しょうゆ味」1袋の粉末スープを水120mlに入れて混ぜ合わせます。

 

次に沸騰したお湯で麺をボイル。4分ほど茹でたらザルに上げて冷水で締め、ボウルに移してください。

 

続いて、ごま油適量、せん切りにしたミョウガ2個、大葉5枚、すだち1個、すりおろしたしょうが適量を麺にトッピング。このままではサッパリしすぎた味わいになるので、リリーさんはツナ缶1缶とマヨネーズ適量をよく混ぜた「ツナマヨ」をプラスしていました。

 

あとは、最初に用意したつけ汁に麺をつけて食べるだけ。実際に相方の盛山晋太郎さんが試食したところ、「薬味とツナマヨがむちゃむちゃ合う」とべた褒め。暑さで食欲が落ちてきた人は、薬味をふんだんに使ったこのメニューを試してみては?

ヘビロテしたくなる「排骨担々麺」?

お笑いコンビ・おいでやすこがのこがけんさんが作った逸品も見逃せません。料理人を目指して5年間の板前修行を経験したこがけんさんは、「日清ラ王 味噌」を「排骨担々麺」にアレンジしています。

 

気になる作り方は、まず麺1袋とチンゲンサイ1/4株を4分間ボイル。ある程度火が通ったらチンゲンサイを先に取り出し、付属の液体スープ、みじん切りにした長ねぎ1/2本、すりごま大さじ2を投入しましょう。こがけんさんによると、多めのすりごまを入れるだけで味噌ラーメンが担々麺風の味わいになるそうです。

 

あとは、麺とスープを器に盛り、コンビニチキン1個を5等分に切ってのせ、チンゲンサイ、ラー油、白髪ねぎ各適量をトッピングすれば「排骨担々麺」のできあがり。完成したアレンジ麺を実食した相方のおいでやす小田さんは、「マジで月、水、金これでいい」と大絶賛していました。

超人気店の店主による「袋麺を劇的に美味しくする方法」は…

人気芸人のアレンジレシピに注目しましたが、プロが考案した一品も知りたいところ。

 

昨年8月に公開された『情熱大陸』(TBS系)のYouTubeチャンネルには超人気ラーメン店「飯田商店」の飯田将太さんが登場し、“インスタントラーメンを劇的に旨くする方法”を紹介。ラーメンのプロは、袋麺をどのように調理するのでしょうか?

 

作り方は、まず水500cc、鶏もも肉150gを鍋に入れて弱火~中火でゆっくり沸騰させます。飯田さんいわく、少しずつ温度を上げることでダシが出やすくなるとのこと。加熱している間、どんぶりに再仕込みしょうゆ15ccと細かく刻んだ白ねぎ適量を投入してください。

 

お湯が沸騰した頃合いで、「丸ちゃん正麺 醤油ラーメン」1袋を加えて4分加熱。飯田さんは茹で時間について「麺のおいしさをさらに引き出すには4分」とコメントしています。

 

茹でている途中で液体スープをたし、麺をほぐしたらどんぶりへ。先にスープから注ぎ、その後に麺を投入。仕上げに斜め薄切りにした九条ねぎ適量を添えて調理完了です。

 

普通に作った袋麺の味に飽きてきた人は、ぜひ今回紹介したレシピを試してみてくださいね。

文/牧野聡子
参照/『情熱大陸』公式YouTube「インスタントラーメンを劇的に旨くする! 最強のラーメン店主がレシピ公開!【飯田商店】」https://www.youtube.com/watch?v=rIOBbWOG9NI