7月放送の『王様のブランチ』(TBS系)では、5分で作れる激うまそうめんレシピを特集。短い時間で調理できるのにも関わらず、普通のそうめんとはひと味違うテイストを楽しめるそう。今回は紹介されたメニューの中から2品をピックアップします。

そうめんが冷麺に!?

最初に5分レシピを伝授してくれたのは、料理研究家のYuuさん。Yuuさんはそうめんを“冷麺風”にアレンジしていました。

 

冷麺といえばスープが味の決め手。同メニューの場合は、水100ml、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1、鶏ガラスープの素・酢・ごま油各小さじ1、砂糖小さじ1/4、塩少々、みそ小さじ1/2を混ぜ合わせればスープの完成です。

 

後は茹でて流水や氷水でしめたそうめん2束と、2~3mm幅のせん切りにしたきゅうり1/4本、半分にカットしたゆで卵1個、白菜キムチ適量をお皿に盛りつけ、スープを上からかければできあがり。

 

同番組では、実際にYuuさんの指導を受けながらリポーターの速瀬愛さんが調理に挑戦。自作の“冷麺風そうめん”を食べた際は、「冷麺って聞くとけっこう酸味が強いイメージがあるんですけど、ちょっと和風っぽい感じ」「めちゃくちゃおいしい」と絶賛していました。

そうめんを冷製イタリアンにアレンジ!

2品目に取り上げるのは、そうめん研究家のソーメン二郎さんが考案した「カッペリーニ風 冷製イタリアンそうめん」。気になるのはスープの作り方はとてもシンプルで、トマトジュース300mlとめんつゆストレート100mlをミックスするだけだというから驚きです。

 

トッピングとして使う材料はざく切りにしたトマト1個&モッツァレラチーズ1/2個、生ハム適量、ちぎったバジル3~4枚、オリーブオイル・塩・こしょう各少々。下準備が終わったら、水をきったそうめん2束とスープ、トッピングをお皿に盛り付ければ完成です。

 

同メニューはリポーターのきなこさんが調理を担当し、できあがったそうめんを実食。ひと口食べた後、「先生! おいしいです!!」「トマトジュースとそうめんがこんなに合うって思わなかった」とレビューしていました。

ネバネバ食材が大活躍!

料理のプロによるアレンジそうめんに注目しましたが、他にも真似できるレシピがあれば知りたいですよね。

 

実は「揖保乃糸」を販売している「兵庫県手延素麺協同組合」も、公式HPで「マグロとねばねば野菜のそうめん」の作り方を公開中。

 

さっそく調理方法を見ていくと、はじめにまぐろ(刺身用)150gを2cmの角切りに。続いてオクラ3本をまな板の上に置き、塩を振りかけた後に板ずりをおこないます。板ずりが終わったら、熱湯で茹でて薄切りにしましょう。

 

下ごしらえが終わったら、まぐろとオクラ、しょうがの絞り汁小さじ1を軽く混ぜ合わせます。次に納豆(小粒)1パックと1cm角に切った長いも120gをよく混ぜ、ねばりを出してください。

 

スープは鶏ガラスープの素(水に溶けるタイプ)大さじ2と水400mlを混ぜ合わせるだけでOK。仕上げにそうめん(茹でた後に清水でよくもみ洗い&氷水にサッとつけて水けをきる)3束を器に盛り、用意した具材、冷蔵室で冷やしておいたスープ、小口切りにした細ねぎ・みょうが各適量を添えれば調理完了です。

 

毎日そうめんに頼りがちなときは、アレンジのバリエーションを増やしてマンネリ化を防いでみてくださいね。

文/牧野聡子
参照/兵庫県手延素麺協同組合公式サイト「マグロとねばねば野菜のそうめん」https://www.ibonoito.or.jp/recipe/710002.html