モチベーションを高めるために役立つ「金言」。7月25日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)ではこれまでにMCの林修さんがインタビューした中で、特に“グっときた金言”が紹介されました。ネガティブ思考から脱却したい人は、必見ですよ。
大泉洋さんを変えた“2つの決断”
1人目に登場したのは俳優の大泉洋さん。俳優業だけでなく『NHK紅白歌合戦』のMCを務めるなどマルチに活躍する大泉さんですが、同番組では“人生を変えた大きな決断”について語っています。
まず1つ目の重要な決断として“大学の演劇部に入ったこと”があげられました。大泉さんは、「初めて誰にも背中を押されず演劇をやってみた」「演劇部に入ったという一歩しか出してない」とコメント。入部後に演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーと出会っているため、大泉さんは「大学に行ってなかったら今の自分がない」と当時を振り返っています。
その後「31歳で東京進出」という2つ目の決断をして、現在のマルチな活躍につながる大泉さんは「(人生で)2歩しか出していない」「いっぱい頑張らなくていい」と発言。また「とりあえず何か1歩踏み出すだけで案外人生が変わっていく」とも語っていました。
YOASOBIのikuraさんが語る“チャンスを掴む方法”
続いて注目するカリスマは、2021年上半期レコチョク関連ランキング史上最多の6冠を獲得した音楽グループのYOASOBI。高校生時代に路上ライブをおこなっていたボーカルのikuraさんは、高校3年生の時に“客観的に自分を見ることが大事”と気づいたそうです。
それまでは「ライブを続けていれば、歌い続けていれば、いつか夢は叶う」と思っていましたが、成功までにはいくつもの階段があって自分の力でのぼっていく必要があると知ったikuraさん。音楽関係者に「曲を聴いてください」と頼むようになり、“待ちの姿勢ではなく自分から行く”というスタイルになったといいます。
そしてYOASOBIの成功を振り返り、「勇気をもって前に進み続けた結果が今に繋がっている」「挑戦することを迷わずにやって欲しい」とコメント。同番組の視聴者からは、「実際に成功している人の言葉は本当に説得力がある」「1歩を踏み出すことの大切さに気づかされた」などの反響が後を絶ちません。
2020年の名言大賞は「魂がこぼれそう」
テレビや音楽シーンで活躍しているカリスマの金言に注目しましたが、みなさんは株式会社高橋書店が展開する「手帳大賞」という名言を決める賞ってご存知でしょうか? 昨年の11月には「第24回手帳大賞」の名言大賞を発表。せっかくなので、どのような言葉が受賞したのか見ていきましょう。
大賞に選ばれたのは、福岡県在住の女性が投稿した「魂がこぼれそう」。応募者からは「ふとした瞬間に一度だけ同僚が立ち止まって深呼吸。これは息を吐いたときに放たれたひと言です」「私たちの活動には魂が宿っているのだなぁ! と気づかされ、神聖な気持ちになりました」とコメントしています。
また大賞の寸評では、「言葉のチョイスが素晴らしく、短いながら心をくすぐる」「ハっとする言葉。いままで何て言ったら良いかわからない表現を言語化できている」など好評の声が相次いでいました。
なにごともネガティブに捉えがちな時は、金言や名言を思い出してモチベーションを高めてみてはいかが?
文/牧野聡子
参照/株式会社高橋書店「コンテスト『第24回手帳大賞』受賞作品に関する紹介」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000069413.html