7月放送の『相葉マナブ』(テレビ朝日系)では、釜飯レシピを紹介する人気企画「釜-1グランプリ」を実施。MCの相葉雅紀さんを唸らせた変わり種の逸品が登場しました。一体どのような食材を釜飯の具材として使用したのでしょうか?

釜でチーズリゾットを調理!?

まずピックアップするのは、チーズリゾットを釜飯にアレンジするというアイデアレシピ。釜に入れる食材と調味料を見ていくと、牛乳380ml、白ワイン60ml、顆粒コンソメ大さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々、おろしにんにく1片分、ピザ用チーズ150gをチョイス。米3合と氷150gと一緒に10分加熱し、10分蒸らせば炊飯のステップは終了です。

 

後は茶碗に盛り、粉チーズ&ペッパーソース適量をかければ、“チーズリゾット釜飯”の完成。実際に食べた相葉さんは「濃厚!」「うめー」と大絶賛。相葉さんだけでなく、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんも「(最後にかける粉チーズが)これがいいね! 違うチーズでね」とコメントしていました。

韓国料理の「キンパ」にも大変身!

他には、韓国料理の「キンパ」と釜飯を融合した一品が登場。気になる作り方は、最初にごま油大さじ1を入れたフライパンで牛こま切れ肉300gを炒めます。火を通したら、焼肉のたれ140g、コチュジャン大さじ3もプラスして、さらに加熱。ここまで準備が整ったら、残りは炊飯とトッピングの工程のみです。

 

釜に米3合と水300ml、細切りにしたにんじん1/2本、4~5cm幅に切ったほうれんそう1株、炒めた牛肉(汁ごと)、ごま油大さじ1、氷120gを投入。米が炊きあがった頃合いで、細切りにしたたくあん100gを入れて混ぜ合わせましょう。最後は茶碗に盛り、韓国海苔・白ごま各適量を散らせば、「キンパ釜飯」ができあがります。

 

同メニューも実食した相葉さんは、「うまいわ!」「(たくわんを入れることが)正解、正解」とレビュー。ネット上でも「韓国料理好きにはたまらない釜飯」「たくあんの食感がアクセントになっていい!」といった声が多数寄せられていました。

リュウジさんがおすすめする“至高の鶏五目飯”

変わり種の釜飯に注目しましたが、炊飯器で炊くだけの“炊き込みご飯レシピ”もぜひ覚えておきたいところ。そこで、ここからは料理研究家のリュウジさんが自身のYouTubeチャンネルで披露した“至高の鶏五目飯”を見ていきましょう。

 

使用する食材は油揚げ1枚とにんじん40g、しいたけ2個、しょうが10g、ごぼう40g、鶏肉130g。続いて下ごしらえの工程を見ていくと、まず油揚げ1枚は細切りにして半分に切ります。しいたけは軸を切り落として薄切りに。切り取った軸は硬いので、薄くせん切りにするのがおすすめ。にんじんとしょうが、水で洗ったごぼうもせん切りにし、鶏肉は半分にカットした後に細かく切ります。

 

次に研いだ米2合を入れた炊飯器の釜にしょうゆ・白だし・みりん各大さじ2、清酒100ccをイン。水は、炊飯器の内側に記されている目盛り2合分まで入れてください。後は加工した材料を入れて炊飯するだけ。炊きあがった際は必ず味見をし、味が薄いようであれば塩適量をたしましょう。“シズル感”を演出したい人は、最後に小ねぎ適量を散らしてください。

 

普通の白飯もいいですが、たまには雰囲気の違う“釜飯&炊き込みご飯”を食卓に出してみてはいかがでしょうか?

文/牧野聡子
参照/『相葉マナブ』公式サイト「#407『マナブ! 旬の産地ごはん~メロン~&釜-1グランプリ』」https://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/recipe2/0009/
料理研究家リュウジ公式YouTube「炊飯器で炊くだけでまるで『釜飯』のようなウマさ、必ず二度作りたくなる【至高の炊き込みご飯】」https://www.youtube.com/watch?v=WR3S2eTeXv8