誰でも気軽に調理できる「そうめん」。麺を茹でるだけでも十分おいしく食べられますが、少しの工夫を施せばグレードアップした逸品にアレンジできます。7月放送の『ラヴィット!』(TBS系)では、超一流料理人による“そうめんレシピ”が紹介されました。

ミシュランシェフが考案した「レモン汁を使ったアボカド入り洋風つけ汁」

最初にそうめんアレンジ術を披露してくれたのは、7年連続でミシュランガイド一つ星を獲得している後藤祐輔さん。後藤さんはレモン汁やアボカドなどを活用して、そうめんを“絶品つけ汁”に。さっそく作り方を見ていきましょう。

 

まず完熟アボカド1/2個の皮をむき、フォークの背を使って潰します。ペースト状になってきた頃合いで、めんつゆ大さじ5、いりごまふたつまみ、太香胡麻油小さじ1、そして味の決め手になるレモン汁小さじ1/2強をプラス。後はしっかりミックスすれば“レモン汁を使ったアボカド入り洋風つけ汁”のできあがりです。

 

実際にミシュランシェフである鈴木弥平さんが試食したところ、「これは… おいしいですね!」「(アボカドが)心地よく絡まる」と大絶賛していました。

そうめんを焼き上げたら“パニーニ風サンド”に!?

一流シェフから好評のつけ汁を取り上げましたが、14年連続でミシュランガイド一つ星の評価を受けている鈴木さんもアレンジレシピを披露。そうめんを“油で焼き上げる”というワザを実践した“パニーニ風サンド”を調理しています。

 

用意する材料は、そうめん100gとスライスチーズ2枚、ブラックペッパー、サラダ油各適量のみ。作り方は、最初に茹でたそうめんの水をしっかり切りましょう。1束を4等分に分け、油を引いたフライパンに投入。両面を約4分ずつ焼き、きつね色になったらバットに移します。

 

後は揚げたそうめん2個にチーズ&ブラックペッパーをトッピングし、残りのそうめんでサンドして完成。とてもシンプルな味つけですが、果たしてどのような味わいなのでしょうか?

 

同番組では、後藤さんが“パニーニ風サンド”を実食。「一本取られました」「食べてもすごくおいしい」とコメントし、鈴木さんのアレンジ術に脱帽している様子でした。

そうめんと豆乳が相性抜群?

おうちでも本格味を堪能できる“プロ考案のアイデアそうめん”。他にも手軽に作れるレシピがあれば知りたいところですが、実はお笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕さんも自身のYouTubeチャンネルで“そうめんアレンジレシピ対決”という動画を公開しています。

 

同動画では、妻の嫁ランドさんが“豆乳そうめん”(2人前)を調理。材料はきゅうり1本、かいわれ大根1パック、調製豆乳400ml、白だし大さじ3、そうめん・しょうゆ・ごま油・のりフレーク・キムチ・白すりごま各適量です。

 

調理方法を見ていくと、まず調製豆乳と白だし、しょうゆをよく混ぜます。続いてお皿に茹でて水を切ったそうめんと、細切りにしたきゅうり、洗ったかいわれ大根、キムチを盛りつけます。

 

最後につゆを注ぎ、のりフレーク、白すりごま、ごま油を加えたら調理完了。妻が作ったそうめんを食べた藤原さんは「うまい!」「キムチの味変がええよな」と褒めていました。

 

普通のそうめんに飽きてきた時は、今回紹介したアイデアレシピを取り入れてみてはいかが?

文/内田裕子
参照/『ラヴィット!』「tbs_loveit」https://www.instagram.com/p/CQz9Ws4BbIR/
藤原一裕公式YouTube「【夫婦対決】そうめんアレンジレシピ対決! 豆乳素麺vsレモン素麺~ラストは感動~【超簡単夏レシピ】」https://www.youtube.com/watch?v=qf9hE9ONp4Y&t=6s