暑い季節に“冷酒”を飲む人は多いと思いますが、どうせならおいしいおつまみも添えてみませんか? 以前放送された『男子ごはん』(テレビ東京系)では、料理家・栗原心平さんが“冷酒に合う夏のおつまみレシピ”を教えてくれました。

衣に高野豆腐を使用!?

まずは夏でも食べたくなる揚げ物料理「漬けマグロの高野豆腐衣揚げ」をチェック。3cm角にカットしたマグロの赤身(刺身用)250gを特製ダレ(おろししょうが大1片分、しょうゆ100cc、みりん50cc、砂糖大さじ1と1/2)に20~30分漬けたら、汁けをきってキッチンペーパーで拭きとります。

 

揚げ物といえば小麦粉や片栗粉を使うイメージですが、今回は“粉末状にした高野豆腐2個”を活用。漬けマグロにまんべんなくまぶしていき、170℃に熱した揚げ油適量でカラッと揚げましょう。表面がきつね色に変わったら器に盛り、小口切りにしたレモン・万能ねぎ各適量をトッピングするだけ。

 

漬けマグロに高野豆腐衣の風味と旨味を閉じ込めた同レシピは、冷酒との相性も抜群ですよ。

塩けの効いたベーコン巻き!

同番組には、肉と野菜の一体感を楽しめるレシピ「しその和風ベーコン巻き」も登場。

 

まずはみじん切りにしたしそ10枚、豚ひき肉300g、薄力粉小さじ1、塩小さじ1/3、黒コショウ適量をボウルに入れて混ぜ合わせます。できあがった肉ダネは2等分し、それぞれ直径3~4cmの棒状にのばしてください。

 

続いて棒状にした肉ダネにベーコンを巻きつけていきますが、使用するベーコンは肉ダネ1本につき3枚。剥がれ落ちないよう、斜めに巻くのがポイントです。

 

準備ができたら、ゴマ油適量を引いたフライパンにベーコン巻きを並べ、強めの中火でときどき転がしつつ焼きましょう。両面が焼けてきたところで蒸し焼きにします。この時の火加減は中火がベストらしく、栗原さんは「ベーコンがカリカリになりすぎない方がおいしい」と説明していました。

 

焼き上がったベーコン巻きの油をキッチンペーパーで拭き取ったら、食べやすい大きさにカット。あとはお皿に盛りつけた香味野菜(根元を落として半分に切ったかいわれ1パック、根元を落として3cm幅に切った三つ葉1束、斜め薄切りにした万願寺唐辛子1本)の上にベーコン巻きをのせ、仕上げに特製ダレ(ポン酢大さじ2、フレンチマスタード大さじ1、ごま油大さじ1/2、砂糖小さじ1/2を混ぜたもの)をかければ完成です。

 

同レシピを実食した国分太一さんは、「うまっ!」「塩けと日本酒がすごい合う!」と大満足の様子でした。

ゴーヤを使ったおひたし!

栗原さんは自身のYouTubeチャンネルでも、夏のおつまみレシピ「ゴーヤとじゃこのおひたし」を公開。「飽きのこない味」と絶賛していたので、さっそく作り方を見ていきましょう。

 

まず縦半分に切ったゴーヤ約150gの種とワタを取り除き、2~3mm幅の薄切りにする工程からスタート。カットしたゴーヤに塩小さじ1/2をまぶして15分ほどおき、しんなりしたら水けをしっかりと搾ります。

 

ゴーヤに和えるちりめんじゃこ10gは、みじん切りにしたしょうが1片分、ごま油大さじ1と一緒にフライパンで加熱。粗熱を取った状態でゴーヤと混ぜ合わせ、仕上げにポン酢大さじ1と1/2をかければできあがりです。

 

栗原さん直伝のおつまみレシピで、より充実した“家飲み”が実現できそうですね。

文/牧野聡子
参照/『男子ごはん』公式サイト「漬けマグロの高野豆腐衣揚げ」https://www.tv-tokyo.co.jp/danshigohan/recipe/210718/recipe_643.html
『男子ごはん』公式サイト「しその和風ベーコン巻き」https://www.tv-tokyo.co.jp/danshigohan/recipe/210718/recipe_642.html
栗原心平公式YouTube「夏のおつまみ! ゴーヤとじゃこのおひたし/栗原心平 ゴーヤのおつまみ②」https://www.youtube.com/watch?v=xkAsUiFFAx8