6月放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、100年も愛され続けている老舗洋食店「小春軒」のマル秘レシピを紹介。名店の味を堪能できるカツ丼&オムレツの作り方が登場しました。おうちごはんをワンランクアップさせたい人は必見ですよ。

人気メニューの特製カツ丼って?

最初にピックアップする逸品は“特製カツ丼”。利用客の半数以上が頼むという同店の超人気メニューです。

 

さっそく作り方を見ていくと、まず豚ロース100gを5cm幅程度にカット。切り終わった後は小麦粉、溶いた卵、パン粉各適量の順につけ、衣の下準備をおこないます。次に豚ロースを油適量で揚げ、加熱している間に味の決め手になるタレ作りに移ります。

 

最初にみりん・しょうゆ各100ml、砂糖30gを鍋に加え、まろやかな味わいを出すためにブイヨン100mlも投入してください。おうちにブイヨンがない場合は、顆粒のコンソメ1個でも代用可能です。

 

続いて鍋に隠し味のデミグラスソース30ml、刻んだじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ピーマンお好み量を入れて5分程度煮込みましょう。仕上げにカツをタレに10秒ほど浸し、ご飯の上にカツ、目玉焼き1個、野菜、タレの順にかければ完成です。

絶品オムレツも登場!

同番組では、料理初心者の佐藤栞里さんが実際に“特製カツ丼”を調理。自作のカツ丼をひと口食べたところ、「これをおうちで食べられるのはめちゃくちゃ嬉しい」とコメントしていました。

 

他には“特製オムレツ”のレシピも。気になる作り方は、はじめにフライパンで豚ひき肉20gとみじん切りにした玉ねぎ1/6個を加熱します。炒めた後、卵2個と千切りにして軽く絞ったキャベツ1/2枚、塩・こしょう各適量と混ぜ合わせましょう。千切りキャベツを入れることで、卵がまとまりやすくなって焼き上がり時の見た目が美しく仕上がるそう。

 

次にバター適量をたしたフライパンに具材入り卵を加え、中びで1分程度で手早く炒めていきます。5割ほど熱が通ったらフライパンを火から外し、卵を丸くまとめてください。卵の形を整えた頃合いで再度火にかけ、容器に盛りつければ調理完了です。

アレンジも可能な「定番コロッケ」

老舗洋食店の料理にスポットを当てましたが、以前『男子ごはん』(テレビ東京系)でも昭和の洋食屋さんメニューとして「定番コロッケ」のレシピを公開。作り方はまず皮をむいたじゃがいも4個を4等分に切り、かぶるくらいの水で20分ほど茹でます。

 

竹串がスーっと通ったら、再び中火で温めて水分を飛ばしましょう。続いてじゃがいもをマッシャーで潰した後、バター20gを入れたフライパンに合いびき肉150gをプラス。火が8割通ったタイミングでみじん切りにした玉ねぎ1/4個、塩小さじ1/3、黒こしょう適量を加えて炒めます。

 

次にじゃがいもと炒めた具材、塩小さじ1/2、生クリーム大さじ2をボウルに入れ、ミックスした後に半量を他のボウルに。1つ目のタネを6等分に分け、俵型に成形。そして卵1個、薄力粉大さじ6、水大さじ3を混ぜ合わせ、タネに絡めて生パン粉適量をまぶしてください。

 

仕上げに180℃の揚げ油適量で強めの中火で加熱し、中濃ソース適量をかければできあがり。ちなみに半量のタネにカレー粉、ウスターソース各小さじ2をたしたら“カレー風味”のコロッケにアレンジできますよ。

 

昔ながらの味わいを満喫したい人は、今回紹介したレシピに挑戦してみてはいかが?

文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/『ヒルナンデス!』公式サイト「街の名店の味学ぶんデス」https://www.ntv.co.jp/hirunan/onair/tuesday/1886oiacxx02hdmnua2o.html
参照/『男子ごはん』公式サイト「コロッケ2種」https://www.tv-tokyo.co.jp/danshigohan/smp/recipe/210117/recipe_570.html