夏になれば食べる機会が増える「そうめん」。調理もお手軽なので作る人は多いと思いますが、みなさんはそうめんのアレンジ方法をご存じですか? 7月放送の『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)では“簡単そうめんレシピ”が特集されました。

そうめんの正しい茹で方って知ってる?

そうめんのアレンジ術を教えてくれたのは、そうめん研究家のソーメン二郎さん。お手軽レシピをチェックする前に、そうめん作りの基本である“正しい茹で方”を見ていきましょう。

 

番組の公式サイトによると、用意する材料はお好み量のそうめん、使用する麺に対して約10倍量の水、酸味の強い梅干し1個。具体的な茹で方はまず大きめの鍋で水を沸かし、梅干しを茹で湯に投入します。梅干しに含まれるクエン酸は麺にコシを出してくれる効果があるそう。

 

ラストに麺を茹でた後、冷水で強めにこすれば調理完了。実際に正しい茹で方のそうめんを食べたタレントの岡田結実さんは、「え! コシが違う!」と驚いていました。

そうめんをパスタ&タンタン麺にアレンジ!

続いてそうめんを“パスタ”にアレンジする「イタリアそうめん」に注目。レシピの手順を見ていくと、最初にトマトジュース300ccとかつおダシめんつゆ大さじ4、オリーブオイル好みの量、ハーブソルト少々をよく混ぜ、茹でたそうめん3束に回しかけしましょう。後は細かく切ったモッツァレラチーズ1/2個、バジル3~4枚、ひと口大にカットしたトマト1個を盛りつけたら完成です。

 

他には、クセになる辛さがポイントの「ピリ辛タンタンそうめん」も。最初に食べやすいサイズに切ったきゅうり1/4本、ミョウガ1本、大葉2枚を茹で上がったそうめんにのせます。さらに、木綿豆腐1/2丁は、手でちぎって盛りつければOK。

 

仕上げにあらかじめ冷蔵室で冷やした混ぜ合わせタレ(ごまダレ大さじ2、具入りラー油大さじ3、冷水150cc)と、具入りラー油適量を上からかければ調理完了です。

 

“タンタンそうめん”はピリ辛好きに好評で、「程よい辛味がクセになる」「夏に食べるのがベストなそうめん!」といった声が目立ちました。

おいしさ満点の「無限トマトそうめん」

ソーメン二郎さんのレシピだけでなく、代々木上原にあるレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作さんが作る「無限トマトそうめん」も見逃せません。

 

まず、そうめん2束、トマトジュース(無塩)200g、めんつゆ(5倍濃縮)30g、水80g、ハチミツ10g、バルセート(ホワイトバルサミコ)5g、ミョウガ2個、しょうが10g、大葉4枚、小ねぎ適量、バジル1束を用意しましょう。

 

最初にトマトジュースとめんつゆ、水、ハチミツ、バルセートを混ぜ合わせて氷水で冷やします。

 

次にそうめんを表示通りに茹でたら、冷水でしめてください。しっかり水をきったら器に盛り、せん切りにしたミョウガ・大葉・バジルと、すりおろししょうが、小口切りにした小ねぎを散らせばできあがり。冷やしたつゆに麺を浸していただきます。

 

ちなみに実食した鳥羽さんは、「やばい! 嘘でしょ」「冗談抜きで今まで食ったそうめんでいっちばんうまい」と自画自賛していました。

 

普通のそうめんを食べても物足りなさを感じたときは、今回紹介したアレンジレシピの出番かもしれませんね。

文/牧野聡子
参照/『土曜はナニする!?』公式サイト「予約が取れない10分ティーチャー」https://www.ktv.jp/donani/recipe/210717.html
鳥羽周作公式YouTube「簡単なのにガチで止まらない美味しさ『無限トマトそうめん』【#シズる vol.10】」https://www.youtube.com/watch?v=x4vbfIKEqVs