焼きいも

暑い季節になると、冷やし中華や冷製スープなどの“冷たい料理”を食べたくなりますよね。そこで今回は、以前『あさイチ』(NHK)で紹介されていた“夏におすすめのクールレシピ”をチェックしていきましょう。

夏の朝食にぴったりな「スイートポテトボウル」!

ここ数年で、「自然の甘さだから罪悪感がない」と女性を中心に人気を呼んでいるのが“冷やし焼きいも”。冷蔵室(3~6℃)で一晩冷やすと“しっとり感”のあるおいしい味わいに変わるだけでなく、腸内環境を整える「レジスタントスターチ」も増えるそうです。

 

もちろんそのまま食べてもいいのですが、同番組では“冷やし焼きいも”のアレンジレシピ「スイートポテトボウル」を公開。

 

まずは、皮つきの冷やし焼きいも100gを角切りに切っていきます。続いてボウルの中に、ヨーグルト(プレーン)100g、カットした冷やし焼きいも、干しぶどう10g、ミックスナッツ(無塩)10gを投入。

 

あとはシナモンパウダー適量とお好みではちみつ適量をかければ、あっという間に完成です。栄養効果の高いナッツや食物繊維を含む干しぶどうなど、体に良い食材をふんだんに盛り込んだ同レシピ。簡単に作れるので、夏の朝食にぴったりなメニューかもしれません。

炒めずに作る絶品チャーハン!

同番組では、“ご飯を冷やしてもレジスタントスターチが増える”と説明していました。そこで登場したレシピが「炒めないチャーハン」。火を一切使わないため、調理中に暑い思いをしないで済みますよ。

 

最初に耐熱ボウルを用意したら、角切りにした焼き豚40g、小口切りにした万能ねぎ5本、卵1個、顆粒チキンスープのもと(中国風)小さじ1/2、しょうゆ・ごま油各小さじ1を入れてしっかり混ぜ合わせましょう。

 

その後、耐熱ボウルにふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱。最後は温めた具材と冷たいごはん300gを混ぜ合わせればできあがりです。ごはんはあらかじめ冷蔵室で一晩冷やしておくのがポイントです。

 

実際に同レシピを作った人たちからは、「ライスサラダみたいな感覚でおいしく食べられるし、ごま油が効いてるおかげでちゃんと“チャーハンっぽさ”も出てる」「粗熱を取り除く必要がないのでお弁当の1品に最適」などの声が上がっていました。

夏に“冷たくてさっぱりした食べ物”は欠かせない!?

冷やした食材を活用する“クールレシピ”を取り上げましたが、夏場に“冷たい料理”を食べたい人はどれほどいるのでしょうか?

 

サッポロホールディングス株式会社は、以前20~69歳の男女555名を対象に「『冷やし料理』喫食実態・意向調査」を実施しました。

 

まず“夏(6~8月)に冷たいものを食べたいと思うかどうか”を尋ねたところ、最も多かった回答は「ややあてはまる」の43.6%。「あてはまる」と答えた人も32.5%にのぼり、全体の約8割が“冷たいものを食べたい”という結果が出ています。

 

また同調査では、“夏(6~8月)にさっぱりしたものを食べたいと思うかどうか”も質問。「あてはまる(41.3%)」「ややはてはまる(43.9%)」といった回答がそれぞれ高い割合を占めるため、大半の人は夏場に“冷たくてさっぱりとしている食べ物”を求めているようですね。

 

簡単に作れるだけでなく体にも良い“クールレシピ”で、ぜひ暑い季節を乗り切ってみては?

文/河井奈津
参照/『あさイチ』公式サイト「スイートポテトボウル」https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/210706/recipe_1.html
『あさイチ』公式サイト「炒めないチャーハン」https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/210706/recipe_4.html
サッポロホールディングス株式会社「『冷やし料理』喫食実態・意向調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000916.000012361.html