夫婦生活を送る中で、夫の何気ないひと言についイラついてしまうことってありますよね。どのような発言が気に障るのかは人それぞれですが、先日ネット上では“遊んで帰ってきた夫の「疲れた」という言葉”にイライラする女性が続出していました。

愚痴を言うなら遊ばないでほしい!?

結婚3年目を迎えるAさんは、「夫が友人との飲み会を終えて帰宅すると、いつも『疲れた』『だるい』と言ってソファーから動こうとしない…」と悩みを告白。普段は夫婦仲が良いものの、夫の「疲れた」発言に毎回苛立ちを覚えてしまうそうです。

 

「仕事上の付き合いならまだしも、プライベートでの飲みは遊びと一緒。こっちはただでさえ仕事や家事で疲れてるのに、無神経なことを言わないでほしい」と怒りを隠しきれない様子でした。

 

このコロナ禍では外出や飲み会など遊びの機会も減っているとはいえ、彼女の不満に共感する人は多いよう。

 

世の既婚女性からは「“疲れたから家のことはやらない”っていう予防線を張られてる気がして腹が立つ」「私が夕飯を用意したり子育てに追われていても、夫は『体がだるい』の一点張りでずっと横になってる…。だったら遊ばなきゃいいのに」などの声が続出していました。

 

普段から忙しい女性にとって、夫の「疲れた」という言葉はいろいろな意味で不快に感じてしまうようですね。

場合によっては許せる!?

“遊びから帰ってきた夫のひと言”にイライラを募らせるコメントが上がりましたが、一方で「『疲れた』と言いつつ、率先して家事や育児をやってくれるなら全然許せるかな」「遊んで帰ってきた後に、『家のこと任せちゃってごめんね』とかひと言添えてくれたら気にならない」といった声も。

 

夫から“気遣いのある言動”が見られれば、気に障る発言も大目に見ることができるのかもしれません。

 

もちろん気にしないのが一番ですが、どうしてもイラついてしまう場合もありますよね。イライラを解消するにはどうしたらいいのでしょうか。

 

ネット上には「嫌な気持ちをしっかり伝えることが大事。旦那さんにあなたの気持ちを知ってもらえれば、イラっとする発言は控えるようになるかも」「苛立ちが抑えられない時は、夫を“大きな子ども”として考えると大抵のことは『仕方ないか』って思えるよ」などのアドバイスが寄せられています。

“夫にコレだけは直してもらいたいこと”って何?

夫に対する不満は、「疲れた」という言葉以外にも数多く存在する模様。株式会社ネクストレベルは“結婚10年以上経過した既婚女性185名”を対象に、“夫への本音に関するアンケート調査”を実施しました。

 

同調査で“夫にコレだけは直してもらいたいこと”を質問すると、最も多かったのは「片づけない」の22.7%。他にも「気が利かない(20.5%)」「手伝ってくれない(11.9%)」といった回答や、「ねぎらいがない(11.4%)」「文句が多い(9.7%)」など様々な回答がランクインしています。

 

しかし“夫を愛しているかどうか”をたずねたところ、子どもがいる家庭で「いいえ」と答えた既婚女性はわずか2.6%でした。さらに子どもがいない既婚女性に至っては、「いいえ」の割合が0%。不満や直してほしいところはいくつかあるものの、夫への愛情は10年以上経っても薄れていないようです。

 

夫の何気ないひと言でイラついてしまった時は、しっかりとコミュニケーションを取って解消していきたいですね。

文/牧野聡子
参照/株式会社ネクストレベル「『夫への本音』に関するアンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000032757.html