コクがあってみずみずしい食材“トマト”。そのまま食べてもおいしいですが、たまにはひと味違ったトマト料理を作ってみませんか? 以前放送された『相葉マナブ』(テレビ朝日系)では、“トマトのアレンジレシピ”を紹介していました。
トマトを揚げた絶品料理!
同番組で最初に登場したレシピは「トマトのかき揚げ」。揚げる時に水分が出てしまわないか気になるところですが、トマトのヘタを取り除き、くぼみに沿って“くし切り”をすれば出にくくなるそうです。
カットしたトマト1個は、天ぷら衣(天ぷら粉80g、水100ml)、1cmの角切りにしたブロックベーコン100gと一緒に混ぜ合わせます。“タネ”ができあがったら大きめのスプーンですくい、170℃の油で約2分加熱。最後はカラリと揚がった“かき揚げ”のうえに、お好みで塩適量を振るだけです。
肝心の味について、実食した相葉雅紀さんは「トマトのトゥルンとした感じがめちゃくちゃうまい! あとベーコンとの相性が超いい」「今後流行りそうだね」などと絶賛していました。
アレンジレシピに最適な「トマトのわさびユッケ」!
生のままトマトを食べたい人には「トマトのわさびユッケ」がおすすめ。まずはボウルに入れた醤油大さじ1、ごま油小さじ2、わさび小さじ1を混ぜ合わせて“タレ”を作りましょう。あとは食べやすいサイズにカットしたトマト中1個にタレを和えれば、あっという間に完成。生肉の代わりにトマトを使った変わり種レシピですが、“わさび”との組み合わせは最高ですよ。
また同レシピは、トーストの具材に活用することも可能。お好みの厚さにスライスしたバゲット1枚の上に韓国のり1枚を敷いて、さらに「トマトのわさびユッケ」大さじ2とピザ用チーズ大さじ1をトッピングします。仕上げに250℃のトースターで3分焼けば「トマトのわさびユッケトースト」のできあがり。
トマトとチーズが乗っかっているものの、韓国のりを加えたことで“和風”の味わいに。相葉さんもご満悦の様子で、「うまい!」と言いながら口に運んでいました。
「自宅で作るトマト料理」第1位は?
同番組では様々なトマト活用レシピを紹介していましたが、実際どのような“トマト料理”が世の人たちに好まれているのでしょうか? タキイ種苗株式会社は、300名の男女を対象に「トマトに関する意識調査」を実施。「好きなトマト料理」で1位にあがったのは「サラダ(77.0%)」で、2位「ピザ(46.0%)」、3位「パスタ(45.3%)」と続いています。
また「自宅で作るトマト料理」でも「サラダ(75.7%)」「パスタ(30.0%)」といった回答が高い割合を占めましたが、同質問で「ピザ」と答えた人は11.3%でした。トマトを使ったピザは人気が高くても、いざ自宅で1から作るとなると大変なのかもしれません。
ちなみに“トマトへのイメージ”を質問したところ、「トマトは健康に良いイメージがある(82.0%)」との回答がダントツでトップに。健康効果を期待してトマトを食べる人も少なくないようです。
今回取り上げたレシピを参考に、おいしい“トマト料理”のレパートリーを増やしてみては?
文/河井奈津
参照/『相葉マナブ』公式サイト「#400『釜-1グランプリ&マナブ! 旬の産地ごはん~日野樽トマト~』」https://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/recipe2/0002/
タキイ種苗株式会社「トマトに関する意識調査」https://kyodonewsprwire.jp/release/201810018614