5月放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)では“汁なし袋麺の世界”を大特集。全国8000種類以上の袋麺を食べたという大和一朗さんが登場し、袋麺のアレンジレシピを伝授してくれました。

袋麺を炒める!?

大和さんがレクチャーしたのは、汁あり袋麺を汁なしにチェンジさせた大胆なレシピです。1品目にはハウス食品の袋麺「うまかっちゃん」をアレンジした“焼きラーメン”が登場。

 

作り方は超簡単で、硬めに茹でた麺1袋分と豚肉、カットした玉ねぎ、キクラゲ各適量、粉末スープをフライパンで炒めるだけです。大和さんいわく、うまかっちゃんのポークエキスが香ばしさをアップしてくれるそう。

 

実際に食べたマツコ・デラックスさんは、ひと口頬張った瞬間に「はい、うまいです!」と即答。ネット上でも「普通の袋麺に飽きたから作ってみたけど、おいしすぎてすぐにハマった!」「アレンジが簡単だからありがたい」など好評の声が相次いでいました。

マツコさんがハマった「ジャージャー麺風」

続いて大和さんおすすめの一品が「ジャージャー麺風」。同メニューで使う袋麺は東洋水産の「マルちゃん正麺 醤油味」1袋で、袋麺のたれを活用して“肉味噌”を準備します。

 

さっそく作り方を見ていくと、最初に豚ひき肉適量を入れたフライパンにたれ1袋分と砂糖、酒、ごま油各適量を投入。炒めて肉味噌を作り、茹でた麺にトッピングすればできあがりです。

 

大和さんの解説によると、甘みとコクのある肉味噌とマルちゃん正麺の優しい醤油の香りがベストマッチ。また、ラー油とごま油各適量を足したら“立体的な味”にアレンジできます。

 

「ジャージャー麺風」も実食したマツコさんは「お店みたいな味」「やばい、食べちゃう…」とコメントし、かなり気に入った様子でした。ハマる人は多いようで、「汁なし麺の中で一番好きな味」「本当に袋麺のクオリティーとは思えない」といった声が尽きません。

袋麺を購入する人が増加中!?

袋麺のアレンジレシピに注目しましたが、そもそも袋麺を購入する人は多いのか気になるところ。総合マーケティング支援をおこなう株式会社ネオマーケティングは、以前“新型コロナウイルス禍の食料品購入”をテーマにしたインターネットリサーチを実施しました。

 

回答者に“新型コロナウイルス流行がきっかけで購入が増えた食品形態”をたずねると、最も多かったのは全体で30.1%の「冷凍食品」。次いで「カップ麺(24.9%)」「レトルト食品(18.4%)」がランキング入りする中、第4位に「袋麺(16.3%)」が。おうち時間が増えた影響で、手軽に用意できる食品が人気を集めているようです。

 

また“新型コロナウイルス流行前(20年2月以前)と流行中(20年3~5月)の食料品の購入頻度”も質問。「とても購入が増えた」と「購入が増えた」の合算値を見ていくと、麺類やごはんの中では再び「カップ麺(27.2%)」が第1位。「袋麺」は、20.4%で3位にランクインしました。

 

袋麺をストックしたもののいつもの味に飽きてきた人は、ぜひ“汁なし”にアレンジしてみてくださいね。

文/河井奈津
参照/株式会社ネオマーケティング「新型コロナウイルス禍の食料品購入に関する調査」https://neo-m.jp/investigation/2517/