4月放送の『ごはんジャパン』(テレビ朝日系)には、恵比寿にある名店「笹岡」のシェフ・笹岡隆次さんが登場。おうちで作れる「和風チャーシュー丼」を披露してくれました。家にいながらも“プロの味”を楽しめるおすすめのレシピです。

30分で調理可能な本格チャーシュー

「和風チャーシュー丼」を調理する上で欠かせないのは“チャーシュー作り”。チャーシューといえば準備に長い時間がかかる具材ですが、笹岡流の場合は30分で作れますよ。

 

さっそく作り方を見ていくと、まず昆布2枚を引いたバットの中に厚めにカットした豚肩ロース3枚をセット。たれ(酒50ml、しょうゆ10ml)をかけ、長ねぎの青い部分適量と昆布2枚をのせて昆布締めに。20分ほどおいたら肉に片栗粉適量をまぶし、170℃(中火)の油で約6~7分揚げます。

 

火を通した後、鍋に揚げた肉と合わせだれ(酒100ml、しょうゆ・みりん各60ml)を加えて温めればチャーシューのできあがり。短い時間で作れるのにも関わらず、香ばしくてジューシーな「和風チャーシュー」に仕上がりますよ。

矢田亜希子さんも絶賛!?

チャーシュー作りの後は、トッピングする具材の準備に移行。長ねぎの白い部分にサラダ油適量を塗り、焦げ目がつくまで焼いてください。笹岡さんいわく、油を塗ることで長ねぎの水分が飛ばなくなるそう。

 

長ねぎを焼き終えたら、食べやすいサイズにカットして再び合わせたたれを入れた鍋にイン。しっかりたれと絡めましょう。最後にごはんを入れたどんぶりに、チャーシューとねぎ、油で揚げたねぎの根っこ部分、菜の花適量を添えれば完成です。

 

作りたての「和風チャーシュー丼」を食べた女優の矢田亜希子さんは、「ねぎがよくまた合う」「絶品ですね」と味を嚙み締めながら大絶賛。実際に調理した人からも「チャーシューの旨味が堪らない」「とにかくたれが最高」といった好評の声が後を絶ちません。

煮込む&カットだけで完成!?

プロが伝授する本格丼の作り方をおさらいしましたが、他の“どんぶりレシピ”も気になるところ。実は、カジサックことキングコング・梶原雄太さんのYouTubeチャンネルで「ヨメサック特製チャーシュー丼」の作り方を公開中。梶原さんの奥さんである“ヨメサック”が実際に調理していました。

 

作り方は、まず砂糖大さじ2と1/2をすり込んだ豚肉600gとすりおろしたにんにく、カットした長ねぎ各適量、しょうゆ・酒各100ml、みりん大さじ1を保存袋にイン。材料を入れてから2晩漬けこめば、自家製のチャーシューができあがります。

 

2晩漬けた後はフライパンでしっかり火を通し、900ccの水が入った圧力鍋に肉を投入して強火で加熱します。圧力がかかってきたら、20~25分温めましょう。さらにフタを開けた後に少し煮詰め、チャーシューを取り出してからスライス状にカット。仕上げにごはんの上にチャーシューをのせ、煮汁と温泉卵1個、小ねぎ適量を振ればでき上がりです。

 

ちなみに奥さんのチャーシュー丼を食べた梶原さんは、「めちゃくちゃウマい!」「不必要なものが一切ない」とべた褒め。味が気になる人は、ぜひ今回紹介した2品を作ってみてくださいね。

文/内田裕子
参照/カジサック公式YouTube「【コストコ飯】ヨメサック特製チャーシュー丼がうますぎた」https://www.youtube.com/watch?v=PReLn6mcMfo