概して男性は、とても往生際が悪い生き物です。 浮気がバレてどう考えても言い逃れできない状況なのに、なんとか自分が悪くない方向へ持っていこうとする様を見ると、怒りを通り越してあきれてしまうほど。 「女性と腕を組んで歩いてた」「ワイシャツから香水の匂いがする」というだけでは、問い詰めてもうやむやにされてしまいます。 そこで必要となってくるのが証拠。注目すべきは、証拠の宝庫「スマホ」です。妻たちが実際に行った、手に汗握る「スマホ捜査」の一部始終をじっくり紹介しましょう。
寝ている旦那で指紋認証(奈緒美さん/33歳/自営業)
証拠集めに選んだのは、飲み会で旦那の帰りが遅かった日。寝たふりをしながら帰宅を待ち、熟睡したのを確認してから捜査を開始しました。 旦那のスマホは指紋認証で、本人以外ロック解除できないようになっていますが、実際は指さえあればいいんです…そう、「指」さえあれば。 熟睡している旦那の手元へそっとスマホを持って行き、指をかざします。ここまでできたらスマホを片手にすばやくリビングへ移動、パソコンにインストールしておいた「パソコン版LINE」を起動します。 旦那はめんどくさがり屋なので、設定に使っているメールアドレスとパスワードはどれも同じもの。案の定、LINEにも同じものが使われていました。 ログインすると、パソコン画面に旦那のLINE画面が表示されますが、この時点では過去のやりとりは確認できません。 旦那のスマホに届いた「ログインされました」の通知を削除し、トイレの中で旦那の過去のやりとりや画像データを確認…そこで目に留まったのはある女性とのやりとり。 歯の浮くような愛の言葉やデートの約束などのやりとりに、発狂しそうになりながらもひとつひとつキャプチャして、自分のスマホへと送信。もちろん送信履歴は削除です。