平岡祐太
©アキヤマ香/双葉社 ©TOKYO MX

「妄想×グルメ」の新食感ラブコメディ『片恋グルメ日記2』(5月23日スタート)で八角直哉を演じている平岡祐太さん。

 

続編となる本作では、主人公の妄想女子・コロ(本仮屋ユイカ)の妄想シーンもパワーアップしています。

リアルな妄想で恋愛ものとしての濃度がアップ

平岡祐太
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── 主人公・コロが働く出版社で“モテ四天王”の1人とされる八角さん。平岡さんから見た八角さんの魅力を教えてください。

 

平岡さん:

僕は、八角さんのギャップが好きです。普段生活している八角さんと、コロの妄想のなかに出てくるワイルドな八角さんのギャップは演じていても楽しい部分です。

 

モテ四天王と呼ばれるのは、恥ずかしいですし、そう見えるように演じるのはかなりプレッシャーではありますが、コロを通してみなさんがキュンキュンしてくださればいいなと思い、がんばりました(笑)。

 

── 食べているところを覗かれるのは恥ずかしいとは思いますが、モテ四天王のような存在がいるから、ハードな仕事もがんばれるという気持ちは理解できたりしますか?

 

平岡さん:

もし僕自身が見られていたら…と想像したら恥ずかしいですが、癒やしの存在を陰から見て癒やされるという心理は分かります。

 

こっそり隠れてではないですが、学生時代には、通学の電車で決まった時間に見かける気になる子はいましたし(笑)。見るだけで話しかけることはしなかったですが、なんかちょっとうれしい気持ちになるし、いい1日の始まりだと感じていた気がします。

 

── それは心がときめいている感がありますね(笑)。続編となる本作では、コロの妄想シーンもパワーアップしている印象です。平岡さんのおすすめポイントを教えてください。

 

平岡さん:

恋愛ものとしての濃さが増している気がします。前作は現実離れしたSFチックな妄想も多かったのですが、続編では日常のなかの妄想になっていてリアルに感じる部分も多いです。前作はいろいろなシチュエーションで、コスプレもたくさん登場しましたが、今回はわりと大人っぽい印象の妄想シーンになっていると思います。

 

── 確かに。第1話では、ムーディーな雰囲気の妄想シーンもありました。

 

平岡さん:

台本で読んだときには、夜景の見えるおしゃれなバーをイメージしていたのですが、実際のシーンはスナックっぽい雰囲気になっていました。レトロな味わいがあって、結構気に入っています。

思わず見てしまう女性の仕草は”歩き姿”

平岡祐太
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── 今回は、コロがおいしそうに食べるところを見る八角さん、というシチュエーションが増えたような印象を受けました。女性が食べているときについ見てしまう仕草はありますか?

 

平岡さん:

無意識にいろいろ見ている気はするのですが、どこを見ているかと訊かれると、具体的には浮かばないです。これまで、女性が食べている姿を見て“ここが気になる”と感じたことがないのかもしれません。見ていて気持ちいい食べ方をする人、たくさん食べる人は好きです。

 

── コロは口いっぱいに頬張りますね。

 

平岡さん:

たくさん詰め込みすぎるよりも、程よい量を口に運ぶのが美しい食べ方だとは思います。コロは口いっぱいに頬張りますが、綺麗に食べるので、見ていて気持ちがいいです。

 

── 食べ方以外で、思わず見てしまう女性の仕草はありますか?

 

平岡さん:

歩いている姿です。僕の勝手なイメージなのですが、歩き姿、立ち姿で性格が分かる気がしています。背中に一本筋が通っている歩き方をしている人がいると、綺麗だなと思わず見てしまいます。

 

これは、僕の話ですが、役を演じるときに歩き方から入ることがよくあります。歩き方を変えることで役のメリハリがつくことも多いので、歩き方には性格が出ると思っているのかもしれません。人の歩き方は、無意識に見てしまう部分だと思います。

苦手な食べ物はなし!気をつけるのは栄養のバランス

平岡祐太
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── 前シリーズから含めて『片恋グルメ日記』に出てきた好きなメニューを教えてください。

 

平岡さん:

続編に登場した「ビリヤニ」は、台本で読んだときにどんなメニューなのか絵が浮かばなくて…。カレーのようだけど、薬膳のようで。エスニックの香りが漂って、体にも良さそうだし、何より、すごくおいしかったです。

 

前作では「コロッケそば」ですね。僕は、浸して食べたい派なので、おいしくいただきました!

 

── 食べるシーンの多いドラマですが、苦手なものを美味しく食べなければいけない、といった苦労はありましたか?

 

平岡さん:

苦手なものはほとんどないんです。パクチーとか納豆とか、苦手なものとして挙げられがちな食べ物もむしろ大好きなので、ありがたいことに食べるシーンでの苦労はありませんでした。

 

ただ、前作のときに、食べすぎで浮腫むことも多かったので、今回は撮影前から運動をずっと続けるようにしていました。運動しすぎると顔がこけてしまうので、絞りすぎないように意識していましたし、栄養が偏らないようにバランスもかなり気をつけていました。

 

── バランスを考えてよく食べていたメニューを教えてください。

 

平岡さん:

普段からよく作るのは鍋料理です。鍋なら野菜もたくさん食べられるし、鍋にしておけばたいていのものは美味しく食べられる気がして(笑)。夏でも鍋料理の登場回数は多いです。むしろ鍋ばっかり食べている気がします。

 

冷凍のフライドポテトもよく食べます。レンジでチンではなく、油でしっかり揚げて食べる派です!