育児:「ひとり時間」を持って精神的に余裕が( 佐和子さん / 32歳 / 事務職 )
育児のほうが大変ですかね。 専業主婦だったときは、家事と育児中心の生活で「自分の時間が持てないこと」が何よりもストレスでした。 子どもを補助しなければならない食事やお風呂は良いのですが、小さな子どもはトイレの中にまで着いてきますよね。起きても寝ても、隣には常に息子がいます。 ヘアサロンに行ったり、1人で買い物に出るためには、前もって旦那や実家の母に許可を取り、預けるための段取りをしなければなりません。
ようやくひとりになれても、「ママがいなくて泣いてる」「早く帰ってきて」なんて電話がかかってきますし…。 私は息子が3歳になってから働き始めたのですが、ひとりで歩く街、ひとりでランチ、そしてひとりで入るトイレさえも(笑)。ひとりで過ごす時間を得られ、開放的な気分になったのを覚えています。 もちろん、お給料をもらって働いている以上、責任やつらい事だってあります。それでも、「ひとりになる時間」があるというのはありがたく、“家事育児だけ”の日々よりも精神的に楽だと感じています。