おひたしやサラダの材料として使う「小松菜」。普段は脇役の食材ですが、上手に活用すればメインディッシュにアレンジできます。3月放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、“小松菜のおしゃレシピ”が2品紹介されました。

小松菜と豆乳がベストマッチ!

1品目に登場したのは「坦々風チキンと小松菜の豆乳煮」です。さっそく作り方を見ていくと、まずフライパンにラー油小さじ1、ひと口大にカットした鶏もも肉200gをイン。油ではなくラー油を使うことで、ピリッとした辛味をプラスできます。

 

約5分ほど鶏肉を炒めたら、3cm幅に切った小松菜100gも足して加熱。小松菜がしんなりしてきたタイミングで、豆乳(無調整)150ml、白すりゴマ大さじ1、顆粒鶏ガラスープの素小さじ1、みそ大さじ1/2を入れてください。同番組の説明によると、みそを足すと一気にコクがアップするそうです。

 

ひと煮立ちしたら火を止めて器に盛り、糸唐辛子適量をトッピングすればできあがり。実際に「坦々風チキンと小松菜の豆乳煮」を食べたMCの設楽統さんは「うわ、めっちゃめちゃうまいコレ!」と大絶賛していました。

隠し味はヨーグルト!?

大好評の豆乳煮のほかには、「小松菜のさっぱりクリームスパゲティ」のレシピも。作り方は、まず最初にオリーブオイル小さじ1を熱したフライパンで薄切りベーコン(ハーフ)30gを焼きます。さらにカットした小松菜80g、玉ねぎ1/4個も加え、しんなりするまで炒めましょう。

 

火が通ったら、牛乳100ml、ピザ用チーズ30g、プレーンヨーグルト(無糖)大さじ2、塩適量を投入してよく混ぜましょう。ここに茹でたスパゲティ100gを入れて全体に絡めれば、“クリームパスタ”の完成です。

 

同メニューも試食した設楽さんは「小松菜ってクリーム系に合うんですね」とコメント。ちなみにネット上では「小松菜のクリームパスタを作ってみたけど、想像以上に爽やかな味でビックリ…」「ヨーグルトのおかげで、旨味がグッとアップしてる」など好評の声が相次いでいます。

小松菜を丸ごと使用?

小松菜活用レシピに注目しましたが、以前『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)で紹介された「小松菜の丸ごとフライ」も見逃せません。

 

“丸ごとフライ”のレシピを伝授してくれたのは、“安ウマ料理請負人”と呼ばれる岩田利夫シェフ。気になる作り方は、まずラップの上に豚肩ロース肉(5切れほど)を並べて塩・こしょう&小麦粉各適量をまぶします。

 

トッピングが終わったら、肉の上に湯通しした小松菜(4株分)の葉先と茎、2つに割いたチーズ適量の順でセット。続いて肉を筒状になるよう巻いていき、小麦粉、卵、パン粉各適量をつけましょう。

 

衣をまとわせた後は180℃の油の中に投入し、きつね色になるまで加熱すればでき上がり。岩田シェフ特製ソース(ケチャップ・ウスターソース・からし各適量を混ぜたもの)につけて食べるのがおすすめですよ。

 

小松菜を使うレシピがマンネリ化しがちな人は、今回紹介したアイデアレシピをぜひ取り入れてみてくださいね。

文/牧野聡子