新年度を迎え、一気に春の陽気が感じられるようになった今日この頃。まだまだマスク生活は続きそうですが、暖かな陽射しを浴びているとメイクも春の装いに変えたくなりますね。
そこで、インスタグラムのフォロワー4.5万人を抱え、日頃から提案するコスメが熱い支持を集めるヘアメイクアップアーティスト・草場妙子さんに、今シーズン気になっているコスメを教えていただきました!
2021春夏は“明るさ”と“みずみずしさ”がキーワード
「今シーズンは“明るさ“のあるものが気になっています」と草場さん。確かに春夏は明るい気分を盛り上げるメイクをしたくなりますよね。それに加えて、今年らしさのポイントになるのが、“みずみずしさ”なのだそう。
「ベースメイクだと、透明感やみずみずしさでくすみが払われるような質感づくりを。メイクアイテムでいうと、アイシャドウはイエローやオレンジ、リップだとピンクなど、見た目も華やかで気分が上がるものを手に取る頻度が高いですね」(草場さん)
草場さんおすすめ!この春、ゲットすべきはこの4つ
ひと塗りでしっとり艶肌が手に入る!感動の化粧下地
「“美容液下地”と言われるのも納得のテクスチャーなんです!」と草場さん。
これは下地なので、もちろんそのあとにファンデーションやコンシーラー、パウダーなどを使ってもいいし、場合によってはこれだけで済ませてもOK。使う人が求める仕上がりに応じて好きなように使えるのも嬉しいポイントです。
「しっとりとしたつけ心地と高い保湿力がとても気に入っています。肌色がサッと明るく、くすみが払われて、素肌がワンランク美しくなったような感覚に」(草場さん)
いかにスキンケアやメイクオフをシンプルに短縮できるか。これって慌ただしい平日の朝晩の大きな課題ですよね。メイクをしながら美容液のように肌を潤してくれて、クレンジングいらずの石けんオフできる化粧下地はきっと、日々忙しく働く女性の救世主になるはずです。
ポーチに入れていつも持ち歩きたいスティックチーク
「見た目の可愛さに手に取らずにはいられなかった」という、バームタイプのチークスティック。ファンデーションや下地などのベースメイクと同じく、春夏シーズンはチークもバームタイプでツヤ感を重視したいところ。それが簡単に叶ってしまうアイテムなのです。
「自分に合う明るめの色付きになり、落ちにくいという嬉しいタイプ。バームのようなヘルシーなツヤが出るところも気に入っています」(草場さん)
肌の水分量に反応し発色をする独自技術で、肌色に合わせたナチュラルな血色感を与えてくれる画期的なチーク!チーク選びに迷っているという方はぜひ手にとってみてください。
薄付きで失敗しない!ニュアンスネイルカラー
職場でも家事をしていても、手元はいつでも目にとまるもの。ネイルをするだけで気分が上がりますよね。とはいえ、仕事に家事に子育てに忙しい毎日、サロンに通ったり、まめにケアをしたりというは難しい…という人も多いのでは。
ヘアメイクアップアーティストの松田未来さんがディレクターを務める「rihka」のネイルは、透明感のあるカラーが特徴。ベタッとつかないのでムラになりにくく、とても塗りやすいので、簡単にセルフネイルを楽しみたい人にぴったりです。春らしい優しさを感じるくすみパープルを纏えば、誰でも簡単に美しい指先に!
「薄づきでずみずみしいネイルカラー。とても今らしく、指先に繊細な気分が宿り、自然と所作も美しくなります。女性らしいパープルは、一見難しそうに感じるかもしれませんが、くすみカラーで浮くことなく軽やかで、取り入れやすいですよ」(草場さん)
草場さんディレクションのヘアスタイリング剤が登場!
皮膚科学をベースにした自然派アイテムを展開する「OSAJI」と草場さんのコラボレーションで誕生した商品。質感を演出する、セット力のないタイプのスタイリング剤です。アミノ酸由来の保湿成分を配合していて、ほどよいツヤや束感、まとまりが出るのが特徴。
「ヘアオイルより軽いので、ボリュームを損なわずに使えるのがポイントです。仕上がりのテクスチャーと、潤いの持続力、伸びが良くて簡単に使えるものを目指して作りました。手のひらに1〜2プッシュ出し、しっかりと伸ばしてから乾いた髪になじませます。内側を先につけるようにすると、ボリュームも損ないにくく、時間が経っても膨らみやすいということもありません」(草場さん)
髪がパサついていると、どうしても疲れや老けた印象に見えてしまいがち。丁寧にスタイリングできずとも、せめてツヤだけは死守したいもの! サッとなじませるだけで、ツヤとまとまりがでてこなれ感が出せるので、朝のルーティンにぜひとも追加してほしい1本です。
セージやティーツリー、ローズマリーなど爽やかな精油ブレンドで、その名の通り“深呼吸したくなる香り”にも癒やされますよ。
Profile 草場妙子さん