様々なお手軽レシピを考案する伝説の家政婦・志麻さん。以前放送された『沸騰ワード10』(日本テレビ系)に出演し、絶品料理を実際に作っていました。今回は、志麻さんが披露したメニューの中から2品をご紹介しましょう。

肉料理なのに、メイン具材はしょうが!?

まず注目したのは“チンジャオロース”。脇役になりがちな「しょうが」をふんだんに使用した志麻さんならでは炒めものです。

 

作り方は簡単で、“切る・茹でる・炒める”の3工程だけ。まず、茹でたしょうがとにんにくの芽各適量をカットしていきます。下ごしらえが済んだらフライパンに投入して、強火でサッと加熱。ちなみにしょうがは、「茹でる」「炒める」の2ステップをおこなうことで、特有の辛味を抑えられるそうですよ。

 

炒め終わったら、具材を1度ざるに移しましょう。同じフライパンに細切りにした牛肉適量を炒め、火が通ってきたら、先ほどのしょうがとにんにくの芽を戻し入れてください。仕上げにオイスターソース適量を絡めれば完成です。

バナナと卵だけで作るデザート?

志麻さん流のチンジャオロースはしょうがをメイン食材としていますが、一体どのような味わいなのでしょうか? 同番組にゲストとして登場した女優の門脇麦さんは、志麻さんのチンジャオロースを試食。「しょうがが主役です!」「お肉が調味料みたい」とコメントし、さらに「すごくおいしい」と感激している様子でした。

 

志麻さんはそのほか、バナナ2本と卵2個だけで作れる“バナナスフレ”も披露。作り方は、まず食べやすいサイズにカットしたバナナと卵黄をミキサーに入れて攪拌します。しっかり攪拌できたら、卵白をかき混ぜて作ったメレンゲの3分の1量をイン。少し混ぜたタイミングで、残りのメレンゲも足しましょう。

 

続いて、混ぜ合わせた生地を耐熱皿の中に注入。最後に200℃のオーブンで15分焼けば“バナナスフレ”のできあがりです。門脇さんは同メニューも実食しましたが、「お砂糖が入ってないとは思えない甘さ」と大絶賛。難しい工程もないので、ぜひ試してみたい1品ですね。

豚肉を固くしない焼き方も!

手軽さが魅力的な志麻さんの簡単レシピ。実は以前も同番組に出演して、すぐに真似できる調理テクニックを伝授。そこで、ここからはポークソテーの調理時に役立つ“豚肉が固くならない方法”をチェックしていきましょう。

 

最初のポイントは“強火で焼き目”をつけること。志麻さんは「焼き色って旨味の凝縮されたもの」「つけるかつけないかでおいしさが全然違います」とコメントしていました。

 

また豚肉を焼いた後は、同じフライパンを使うのが大切。フライパンに肉の旨味が残っているため、炒める際に引き続き使用すれば旨味を活かせるそうです。

 

最も重要な“固くならない方法”はとてもシンプル。炒めた玉ねぎの上に豚肉をのせ、フタをして10分ほど温めるだけなのだそうです。この方法で肉が固くならず、旨味も吸収してくれるので、一石二鳥のテクニックですよ。

 

「簡単でおいしいレシピを覚えたい!」という人は、志麻さん考案の料理&ワザをマスターしてみてはいかがでしょうか?

文/牧野聡子
参照/『沸騰ワード10』公式サイト「簡単&おいしい! 家政婦・志麻さん 3時間でできた“旬の定番料理”15品」https://www.ntv.co.jp/futto/articles/50xtktu37yn3jpc9e8.html