友人などとの会話時に、考え方が食い違う時ってありますよね。相手の意見もしっかりと尊重できればいいのですが、中には相手に“同意”を求めてくるケースも…。では自分の意見や価値観を押しつけてくる人と遭遇した場合、どのように対応するべきなのでしょうか。

育児方針をめぐる友人の押しつけに困惑…

とある女性は、相手の意見を受け入れようとしない友人にお悩み中。以前“育児方針”が話題にあがった際、「そのやり方は間違ってる」と友人に否定されてしまったそうです。その後も友人から、「〇〇をした方が絶対良い」と説得を受けるハメに…。意見を押しつけられたことで、彼女は「嫌な気持ちになった」と明かしていました。

 

ネット上では、彼女の気持ちに共感する人が続出。「ものごとに対する考え方は人それぞれだから、相手の価値観を押しつけられても困るよね」「私の周りにも自己主張の激しい人がいるけど、私が同意するまでしつこく言ってくる…」などの声が上がっています。

 

違う話題にすり替える!?

“意見を押しつけてくる友人”への悩みが多く見られましたが、対応策として「『この人はこういう考え方しかできないんだ』って頑固な部分を受け入れてあげると、そこまでストレスを抱えずに済むよ」「意見が食い違った時は、何を言っても無駄だから違う話題にすり替える。相手に共感できる話を見つけて、それを膨らませればいいと思う」といった声が。なるべく不快な気持ちを味わわないために、時にはうまく受け流す必要もあるのかもしれません。

 

大人の対応で“同意やスルー”をすれば問題ないものの、自分の意見をしっかりと相手に伝えたいこともありますよね。そこで言い合いへと発展させない方法に、「『私はこう思ってたけど、そういう考え方もあるのか』って言い方をしてみるのはどうかな? 相手の意見を否定したり、気持ちを逆なでしないように気をつけることが大切」というコメントが寄せられていました。

 

“デメリットプレゼン”が効果的!?

相手に意見を伝える時は、自分の考えを押しつけないように心掛けたいところ。そこで会社の社長&YouTuberのマコなり社長さんが以前公開した動画をチェックしていきましょう。

 

マコなり社長さんは、「大人の99.9%は自分の意見を伝える時に『絶対にこの意見が正しい!』『正義である』というような言い方をしてしまっている」とコメント。さらに「自分の意見のメリットだけを語ると、衝動的に行動している思慮の浅い人に見える」との指摘もしたうえで、うまく意見を伝えるために「デメリットプレゼン」を提案していました。

 

「デメリットプレゼン」とは、自分の意見のダメな所をセットで伝えること。例えばルームメイトが靴下をそこら辺に放り出している場合、「靴下は絶対に片づけるべき」という言い方ではなく「ごめん、靴下を片づけるのはめんどうだと思うんだけど…」と“デメリット”を自ら提示することが重要だと言います。自分の意見を通したければ、“相手が受け入れやすい伝え方”を意識するべきなのかもしれません。

 

意見を押しつけてくる人と接する時は、今回取り上げた対策をぜひ参考にしてみては?

 

文/古山翔

参照/マコなり社長公式YouTube「意見を伝えるのが下手な大人を救うテクニック」https://www.youtube.com/watch?v=wLoyj-oZ2ps