三浦春馬の魂のこもった演技から目が離せない!
本作が三浦春馬にとって時代劇で初めての主演作。全国公開後には、追加上映も次々と決定し、現在も上映館は拡大中。12月25日からは、本編のエンドロール後に3分間のメイキングが上映されるなどの盛り上がりを見せています。その要因となっているのが三浦春馬の熱演です。オリジナル脚本なのでストーリーはフィクションですが、歴史の流れは史実に則しています。歴史、殺陣、さらには儒教をまで学んだそうで、作品に“リアル”をプラスしています。
骨太で、熱くて、力強い。凄みを感じる演技は観るものを圧倒します。本作で完全燃焼し、悔いはないと三浦春馬が語った自信作。本人が完成を見届けることができなかったのはとても残念ですが、その分、私たちがしっかりとこの目に、心に焼きつけたい作品です。
文/タナカシノブ