2013年に「五代友厚プロジェクト」として企画がスタートした映画『天外者』。7年の月日を経てついに完成・公開に至った本作は、幕末から明治初期に活躍した偉人・五代友厚の物語を描いた作品です。天外者(てんがらもん)とは凄まじい才能の持ち主という意味。人々から天外者と呼ばれた近代日本経済の基礎を構築した人物・五代友厚を、素晴らしい才能の持ち主・三浦春馬が演じました。
映画『天外者』
東の渋沢栄一、西の五代友厚
五代友厚は近代日本経済の基礎を構築し、現代の日本の繁栄に大きく関わり、坂本龍馬、伊藤博文、高杉晋作、岩崎弥太郎、勝海舟、大久保利通、西郷隆盛、大隈重信、さらにはトーマス・グラバーとも交流した人物でありながら、歴史の中ではそれほど大きく取り上げられることがありませんでした。
「東の渋沢栄一、西の五代友厚」と評されるほどの功績を残している五代友厚。五代といえば、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でディーン・フジオカが演じて“五代ブーム”を巻き起こしたのも記憶に新しいところ。また、渋沢栄一は、2月14日より放送予定のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公で、吉沢亮が演じており、こちらも注目です!