晩ご飯のメインにも、お弁当にも重宝するピーマンの肉詰めですが、長年、ピーマンと肉が離れてしまう問題に悩まされてきました。
その原因は肉が縮むから…だそうです。つまり、これこそが肉とピーマンが口の中に運ばれる前に離れ離れになる問題点。そこで今回は、肉だねの作り方、詰め方、焼き方それぞれのプロセスで大事なポイントをご紹介します。
まず、肉だねには、パン粉と牛乳を入れてしっかりこねます。パン粉と牛乳は、肉の縮み防止だけでなく、食感を柔らかくジューシーにしてくれます。そしてピーマンの隅々までしっかり詰めて表面はこんもりさせます。それを肉の表面に焼き目がつく程度に焼いてから、ひっくり返して、弱火でじっくり焼きます。焼き過ぎも剥がれの原因になりますので、注意が必要です。
たったこれだけで、見た目も食感もいいピーマンの肉詰めができます。
フライパンに残った肉汁を使って作るソースも、簡単なのに甘みと酸味、旨み、コクなどが合わさった奥行きのある味わいで、ピーマンの肉詰めをいっそう美味しくしてくれます。これならピーマンが苦手な子どもも食べてくれそうです。