焼肉

家族みんなで焼きながら、楽しく食べられる料理「焼肉」。しかし肉をただ焼くだけだと、おいしさを引き出せずに損をしてしまうかもしれませんよ。以前放送された『ZIP!』(日本テレビ系)では、家で作る焼肉をワンランクアップさせるテクニックを特集していました。

焼肉を極上に仕上げる「631の法則」って!?

同番組で最も視聴者から注目を集めていたのは、肉の焼き加減を調節する「631の法則」。焼肉をする際は、ついつい何度も肉をひっくり返してしまいがちですが、631の法則を駆使すれば肉汁が染み出す肉に仕上がります。

 

631の法則という名前についている「631」は、肉の焼き加減を割合として示した数字。まずは肉の6割だけ火を通すイメージで焼きます。次に裏返してから、裏面に3割火が通るように焼いてください。まだ火は通り切っていませんが、このタイミングで肉を皿へ移動。あとは10秒ほど放置すれば、余熱で火が十分に通るので「脂と肉汁が一体になったくどくない焼肉」が味わえるそうです。

 

また焼く際には上から押さえつけないことも大切。押さえつけると肉汁が逃げてしまうため、肉に触る回数は最低限にとどめましょう。

焼いた後に“肉を休ませる”ことも大切!

焼肉にはひっくり返す回数だけでなく、焼く前にもポイントがあります。その方法とは密閉袋に焼肉のタレと肉を入れて、肉を30分間漬け込むこと。肉の筋繊維がほぐれてタレが入り込み、柔らかくジューシーな肉に変化します。また焼く際はホットプレートの電熱線の上に肉を置いてください。電熱線の上は温度が高いため、よりおいしく焼けますよ。

 

ちなみにフライパンで焼肉をする場合は、薄切り肉ではなく厚切り肉を選びましょう。厚切り肉も強火で一気に焼いて余分な脂を拭きとり、肉を1分~2分ほど休ませれば柔らかい肉に仕上がります。

 

焼肉をおいしくする数々のテクニックに、ネット上では「焼いた肉を休ませるのってやっぱり大事なんだ…。知ってはいたけど、面倒だからサボってた」「火が通ってるか心配で、めちゃくちゃひっくり返しちゃってたわ」といった反響が寄せられました。