趣味代を抑えるためのキーワードは?
趣味の出費をセーブさせるには、趣味をとがめるのではなく、「○○のために貯蓄しよう」と提案すること。「○○」は家族に関するもの、例えば「老後の資金」でも「教育費」でもかまいません。趣味にお金を使っていたとしても、貯蓄に協力してくれさえすれば、問題はないはずです。
実際のところ、趣味にお金をつぎこむ人は、まったく貯蓄をしていないことがよくあります。もし貯蓄をしていなければ、その点にメスを入れましょう。
具体的には、「毎月3万円を天引きで貯金する」などと、貯金を自動化する仕組みをつくるのがベストです。会社の財形貯蓄の制度を使っても良いですし、銀行の自動引き落としの仕組みを利用してもよいでしょう。「こんな制度があるからやってみよう」と、こちらで調べて提案するのが手です。
人によっては、銀行口座に貯金をするよりも、投資信託を毎月コツコツ積立で買う形で、貯蓄をつくっていこう、と提案した方が乗ってきてくれるかもしれません。投資に無関心だったパートナーが、興味を持つきっかけになることもあり得ます。
こうして自動的に貯蓄する流れを作れば、自然と趣味に使えるお金を減らせるようになるはずです。