名前を呼ばないと生産性低下!?
「名前がわからない」という状態は、支障なくコミュニケーションを図るためにも改善したい問題。カオナビHRテクノロジー総研と慶應義塾大学大学院の共同研究では、名前を呼ばないことによる“意外なデメリット”も発覚しています。
「『顔と名前の一致』が社員のパフォーマンスに及ぼす影響」に関する実験内容を見ていくと、まず試験官から“名前を呼ばれるグループ(A)”と“呼ばれないグループ(B)”の2つにチーム分け。それぞれのグループに計算問題のテストを5回受けてもらったところ、グループAはグループBの正答率をすべて上回る結果に。名前を呼ばない状態が続くと、仕事の生産性が低下するかもしれませんよ。
デメリットが目立つ“社内の人の名前がわからない”問題。接点が少ない人でも同じ会社で働く仲間なので、せめて名前は覚えておきたいものですね。
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文/河井奈津
参照/カオナビHRテクノロジー総研×慶應義塾大学大学院経営管理研究科 岩本隆研究室「『顔と名前の一致』が社員のパフォーマンスに及ぼす影響」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000030113.html