社会性があればいい!?
“子どもの通知表”をめぐって様々な声が上がりましたが、そもそも通知表の結果に左右されない親も少なくない模様。
「たとえ成績が悪かったとしても“勉強ができない”とは限らないし、テストの結果さえ良ければいいというわけじゃないと思う。私は通知表の評価より、学校での生活態度の方が気になるな」「子どもが“オール5”とかだったら確かに誇らしいけど、別に“オール1”だって構わない。勉強ができなくたって、きちんと社会性のある人間に育ってくれればそれだけで十分」などの声が寄せられています。
実際に、長野県の伊那市立伊那小学校は“通知表のない学校”として有名。通知表があると「『たいへん良い』がいくつあるか」という点にしか意識が向かないため、60年以上も通知表を廃止しているとのことでした。
通知表に対する考え方は人それぞれですが、個人情報であることに違いはありません。ママ友に通知表の結果を聞かれたとしても、子どもの気持ちも考えた上で慎重に対応したいものですね。
関連記事:
授業時間に忘れ物を取りに帰るのってあり?なし?小学生ママに聞いてみた
文/内田裕子